近未来へ向けた下腹重心教育メディア

【幼児願望コラム第9弾】カオナシさん独占インタビュー!千尋とハク様の仕え合わせの真実!ラストシーンに込められた「今」を信じる力【最終回】

 
この記事を書いている人 - WRITER -


マジ卍ーーーーッ!!!!
日本は空前の卍ブーム・・・ その裏で日本地図からしれっと消えようとしている卍の陰謀!知られざる「卍の謎」を探求し世に伝えていくという使命に燃えているなかで宇宙海賊団と出会った。謎の兄弟ユーチューバー!!!

◎ ボディフィギュアタイプ
さわまんじ(兄):「なでくるみ」型
なかまんじ(弟):「なでりフジポ猫春」の隠れ「洋ナシ」型

こんにちは、なか卍の『地球保育園観察日誌』のお時間です!

9回目の今回は特別ゲスト、カオナシさんによる幼児願望語り最終回です

カオナシさん、よろしくお願い致します!

「アッ、よろしくお願い致します!」

「3回連続で来ていただきまして、ありがとうございます」

「こちらこそ」

カオナシさんはコミュ障の末路

「早速ですが、前回の続きから語っていただけますか?」

「私の暴走を千尋が止めた所ですね」

「はい。幼児観望が未消化で一人称障害コミュ障世界線まっしぐらだったカオナシさんが、欲望を限界まで膨れ上がらせたところまでのお話を伺いました」

「千尋がいなければヤバかった、と」

「四足歩行で、もはや…」

「ヒトじゃありませんでした」

「それを救ったのが千尋さんだ、と」

「そうです」

「具体的に千尋さんの何がカオナシさんを救ったのでしょうか?」

人にふれられない不器用さを誤魔化すための『お金依存』

「あの時の私は自分に全く自信が無かったんです」

「自分が何者か分からなかったのですね」

「人との関わり方が分からないコミュ障でした。無から金塊を生み出し、それをばら撒くことで人の気を引くことでしか人と関わる術を知りませんでしたね」

「お金なら誰でも欲しがるだろう、と」

「はい。事実、人の気を引くことには成功しました。お金を欲しがらない人はいませんでしたから。でも…」

「でも…?」

「全く満たされませんでした」

「あんなに喰いまくったのに・・・」

「食べても食べても満たされないんです。むしろ虚しさが大きくなっていくだけで

虚無が膨らんでいくだけで、本当に欲しかったものが何なのかは、むしろどんどん分からなくなっていくと」

「もうどうしたらいいのか分からない。でも自力じゃ止まれない。そんな時に私を止めてくれたのが」

「千尋さんですね」

「はい。はじめは彼女のことも食べようとしてしまいました」

ふれ方が分からなかったんですよね」

「そうです。彼女を自分の物にしようとしていました。そういう醜いコントロール欲求があったんです。でも彼女を食べることはできなかった」

「何故ですか?」

「彼女は欲しがらなかったからです」

「金塊ですね?」

「はい。私が目の前に金塊を差し出しても、全く興味を示しませんでした。むしろ…」

「むしろ…?」

「悲しそうな表情すら浮かべましたね」

「金塊には見向きもせず」

『そんなことをしてはいけない』と言われているように感じました」

「金塊じゃ千尋さんを買えない。それでも千尋さんがほしい…」

「それで私は彼女に『欲しがれっ!!』と言いました」

「全く効いていませんでしたよね」

「ええ、全くのノーダメージで」

「むしろ攻撃が跳ね返されちゃってカオナシさんが」

「大ダメージでした」

『私がいる』という思い込みの罠

「幼児観望が未消化だと、周囲の他人に対して、母親に求めるような無条件の愛を求めてしまいます。が、もちろんそんな状態では大人としてまともな関係性は築けません

「むしろ人間関係が破綻していく

「その通りです。そんな個人的なワガママを満たすために社会は動いていませんから」

「それを擬似的に満たすのが、エンタメですね」

「あらゆる偶像とVR=バーチャルリアリティに逃げ込める装置が、産業構造としてすでに用意されています」

「周囲の人と関係性を築かなくても、消費者として消費し続けることができる時代ですよね」

「あくまで擬似的な快感ですから、本当に満たされるわけではありません。むしろ中毒していく方が多いです」

「足りない病が悪化していく、と」

「その通りです。対処療法をいくら続けても、病は癒えません。ホイミという偽善回復魔法をいくら唱えても足りない病は消えません」

根治療法=ベホマズンしない限りは」

「そう。足りない病の根治療法、それは…」

「それは…?」

すでにもらってる感、に気づくことです」

「すでにもらってる感…?」

「そうです。はじめから、すべてもらっているんです。みんなそこから始まります。事実、足りない私というのは頭の中にしかいません。大切なことは、足りない私なんていなかったことに気づくことです」

「足りない私はいなかった…?」

不完全な自分をそのまま認めちゃって承認しちゃっていいってことです」

「マジっすか」

「足りない私がいる、と思い込んでいることが一番ジャマをしている事実に気づくことです。何かが足りないのではなく、何かが余計なだけ。そのことを学んで気づくことです」

千尋の行動力半端ないって

「いくら自分で自分を減点して、コミュ障になろうがメンヘラになろうが、結局行動しか現状本当に変えていく力はない、というのがこの星のルールなんですね」

「それを地で行っていたのが千尋ですね」

「はい。両親がブタに変えられてしまった。自分は行くところがない。両親を取り戻す術もない。その今を感じて、ただできることをやる。その実践が、彼女をだんだんと変えていきました」

ただできることをやる

「肚でやると決めたことをやる。その結果を受け止めて、またやる」

「行動して、修正することの繰り返しですね」

「完璧を求めて頭で足りないところを粗探しすれば、いくらでも見つかるわけです。でもそんなことをしても両親は帰ってこない。自分も生きてはいけない。現実をただ受け入れて、できることをやるしかない」

「ちょっとずつの積み重ねが、最後には大きな連係を生み出して運命を変えていきましたね」

「千尋もはじめは被害者意識を持った現代っ子でしたね」

「やむにやまれず変わっていった。ちょっとの行動と、ちょっとの修正を繰り返しながら、周囲の人のアシストを引き出していきました」

「大事なことは、今何をするべきかを、常にで感じることです」

、ってなんですか?」

記憶、自らの由縁とも言えますね」

記憶、ですか…?」

名前を奪われる=記憶を失うのシンボル

「あの映画の中で記憶をシンボルしている物が、名前です」

「あ!名前を失うシーンですね!」

「そう。千尋は油屋での労働契約と引き換えに、湯婆婆に名前を奪われます」

「『千』になります」

自らの由縁を大きく失うわけですね」

自分が何者だったかの記憶を一旦奪われると」

「そう。名前を奪われたことで、千尋は自分が何者だったか、どうしてここにいるのか、その記憶がだんだんと薄れて、恐怖によってコントロールされていきます。」

「すっかり契約した労働者になりかけてました。千になりかけてた」

「言っていましたね」

「そんな記憶を失いかけた千尋を救ったのが・・・」

ハク様

「ハク様!」

ハク様との縁起の和合が記憶の想い出しのカギだった!

「ハク様はことあるごとに千尋を助けます」

「ピンチの時に必ず現れる、ヒーローですね」

「なぜハク様が千尋を助ける役目を担っていたのか、それは因縁があるからです」

「因縁・・・」

「千尋とハク様は、初対面でしたか?」

「アッ」

「実は千尋は・・・」

一度ハク様に助けられている・・・!

しかしそのことを2人とも忘れているんです

記憶が封印されているわけですね」

「しかし再びハク様は千尋を助ける役目に回っている。時間をこえて」

同じ構造が時間を超えて再現されています

「ハク様のお陰で名前=記憶を取り戻した千尋は、その後ハク様を助けることになります」

「銭婆の金印を盗み出して、復讐の呪いに苦しめられていた時ですね」

「そうです。千尋は苦しみで我を忘れているハク様を必死に介抱して、ついにかけられていた復讐の魔法を踏みつぶします」

「あのニョロニョロした黒いやつ」

「お陰でハク様は助かり、正常に戻りました。千尋はハク様から受けた恩を忘れていませんでした」

「今度は千尋がハク様を助けるために、金印を返すために銭婆の元へ行くことを決める」

「もう、即決で」

「即断でした。二念を継がず」

「それにカオナシさんは着いて行きましたね」

「自然と着いて行きました。私も二念を継がず、体が勝手に動きましたよ」

ハク様に助けられた千尋が、今度はハク様を助ける側に回る

立場が入れ替わり、演じる役割が回っています

「そうして物語は進んでいきます」

「回転しながら」

千尋の自己犠牲半端ないって

「千尋は片道切符で銭婆の所へ向かいました」

「自分のことは考えていませんね」

一念発起で、体が勝手に動いた感じでした」

「側から見たら、大丈夫!?って感じですけど」

「大事な時の決断って案外そんなものですよね。肚の一念に従う」

「それで新たな世界線が開かれる、と」

「そんな無謀な行動を爽やかにこなす千尋は、恐ろしいと巷でうわさの銭婆にもすぐに気に入られてしまいます」

「早かったですね」

「あと、銭婆がいい人なんですよね。湯婆婆とは全然違う」

「ええ、湯婆婆のように欲に飲まれていませんね。瞳がきれいですよ」

「そうして銭婆に金印を返すことに成功すると、お迎えが来る。やって来たのはもちろん…?」

「ハク様!」

「ハク様登場です!」

「ヒーロー登場ですね」

「いよいよクライマックスです」

ここでまたしても役割がひっくり返ってるわけですね」

「そうです。今度はまたハク様が千尋を助ける」

「そうしてハク様の背にまたがる千尋…」

時空を超えためぐり合い。ついに蘇る記憶。

「白龍となったハク様の背に乗りながら、千尋は不思議な懐かしさを覚えます」

ある記憶が蘇ってくるんですね

「千尋は幼い頃、水難事故にあったことがありました。川で溺れて、流された。その時の映像が、なぜか鮮明に思い出されたのです」

「ハク様の背に乗っている時に」

「唐突に思い出されたエピソードを、千尋はハク様の耳元で語ります」

「千尋が川で溺れかけたエピソードを語り、その時落ちた川の名前を口にした瞬間…」

「ハク様の目が見開き、体中がブルブルと震え出しました!」

「一気にウロコが剥がれていき、人の形に戻って行く…」

「ハク様は記憶を思い出したのです!」

「ハク様もまた、自分が何者かを忘れていたのですね!」

「ハク様も記憶を奪われていた。自らの由縁が分からず、なぜここにいるのかが分からないまま、湯婆婆に飼われていたんです」

その失われた記憶が、千尋の記憶と重なり合うことで想い出された!

1人では思い出せなかった記憶を、助け合う役割を何度も対で回すことで、想い出すことが出来た!

「すごい・・・なんだか、涙が・・・」

仕い合わせ。それが記憶を呼び覚ました瞬間でした…」

「アッ…」

「2人は手を繋ぎながら輪になって、回転しながら空を舞います」

「記憶を想い出し蘇らせた男と女が結ばれて、空を舞う…」

「とても象徴的なシーンです」

「そうして空を舞いながら、油屋へと戻っていく。いよいよ物語は終わります」

千尋が豚の群れから両親を見抜けたのはなぜ!?

「最後に千尋に残された課題。それはブタに変えられた両親を湯婆婆から取り戻すことでした」

「湯婆婆は千尋を試すためにあるテストをします」

「それが、豚の群れの中から豚に変えられた両親を見つける、というもの。でも実はこの群れの中に両親はいないんですよね。完全なひっかけです」

「すげえ意地悪」

「超意地悪です。湯婆婆もまた、意地悪で機械的な君主の象徴です。労働者は恐怖で支配し、自分の子どもはどこまでも甘やかす。幼児願望が膨らんだ哀れな姿です」

「その湯婆婆の意地悪を、千尋は見事…」

「見破ります!」

「すごい!でもあれは一体どうやったんですか…?」

「フツー、見破れませんよね?」

「騙されて、適当にその辺の豚を選んじゃうと思います」

千尋があの豚の群れに本当の両親はいないことを見抜けた理由、それはおそらく触覚の力です」

触覚…!

触覚の感性半端ないって

「一念の力ともいえます」

「ある種の直観力ですか?」

実は頭よりも触覚の感性というものが速く正確に情報を捉えられる、という事実があります。ハク様との仕い合わせにより記憶を思い出した千尋は、この触覚の感性が敏感になったことにより、豚の群れの中に本物の両親がいないことを自然と感じ取ることができました」

「触覚の感性・・・」

「暑いとか寒いとか、心地よさとか違和感を素直に感じ取る感性のことです。人間ならだれしも備わっていますが、頭ばかり使っていると鈍ります。」

「記憶を失ったまま消費者や労働者として頭ばかり使っていると、素直な触角の感性が失われてしまうのですね」

「しかし千尋は物語の終盤、頭よりも速い触覚の感性に導かれて行動していました。千尋はもともとまだ子どもですから、修羅場をくぐり抜けることでさらに磨かれた触覚の感性が、豚の群れに本物の両親がいないことを見抜いたのです

「そうして湯婆婆との契約が終わる…」

「湯婆婆の機械的な統治では、記憶を思い出し触覚の感性が優位に働く千尋のことを、もはやコントロールすることはできません。湯婆婆の負けです」

「そうして大歓声を浴びながら、千尋は油屋を去って行く」

由縁を思い出し、仕え合わせの喜びを学んで…

「ラストシーンで、千尋はハク様から決して振り返るなと言われます。あれはなぜですか?」

過去に囚われると同じ過ちを繰り返すぞ、ということの比喩でしょうか。大切なのは今なんですね。前を向いて今を生きることの大切さを、千尋は湯屋での時間を通じて学んだのでしょう。だから過去を振り返って、頭の世界でだけコピーされ続ける思い出というVRを覗き込んではいけないぞ、という意味だと思います」

「なるほど…」

生きることは想い出すこと

「なんかすごい話になっちゃいましたけど、カオナシさん、いかがですか?」

「なんか、幼児願望に振り回されている自分がバカらしくなってきました」

「はい、僕もそんな感じです」

自分というVRを覗き込んで、誰とも仕い合わせになることなく、記憶を思い出せないなんて、生きてる意味があるんですか?

「そう感じている今が、すでに仕え合わせのプロセスかもしれませんよ!」

アスっていては、ダメですね」

「足りない自分にフォーカスしないで、今できることをただ淡々とやればいいんです。与えられた役割を演じるんです

「アッ…」

「帰る時間ですか?」

「はい…。Amazonから銭婆の荷物が届くので…」

「それもまた仕え合わせかもしれませんね」

「そうかもしれません。もう帰ります。お話を聞いていただきまして、ありがとうございました。」

「こちらこそありがとうございました。また、いつでもいらして下さい。」

「そうします。では、また。失礼致します。」

仕え合わせ

巡り会い、演じ合い、別れ、再開する

そうして織り成される広大な時空のタペストリー

こんな糸がなんになるの?

心許なくて震えてた夜
そっとあたためてくれた
いつかの誰かの
ぬくもり

記憶

もし生きることが
想い出すことだとしたら

今感じている苦しみは何を意味するのだろう?

ほつれた糸はどこへ向かっているのだろう?

分からない。

それでも今
できることをやっていく

またあの人に
逢うために

静かな部屋の中
Amazonからの荷物が届くのを待ちながら

カオナシさんは
そんな肚の声を聞いたのでした

 

おわり

 

⇦前回

この記事を書いている人 - WRITER -


マジ卍ーーーーッ!!!!
日本は空前の卍ブーム・・・ その裏で日本地図からしれっと消えようとしている卍の陰謀!知られざる「卍の謎」を探求し世に伝えていくという使命に燃えているなかで宇宙海賊団と出会った。謎の兄弟ユーチューバー!!!

◎ ボディフィギュアタイプ
さわまんじ(兄):「なでくるみ」型
なかまんじ(弟):「なでりフジポ猫春」の隠れ「洋ナシ」型

Copyright© RSELeaks , 2018 All Rights Reserved.