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響社長直伝!ついに明かされる下腹重心のヒミツ その3

蘭丸
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【前回記事】

響社長直伝!ついに明かされる下腹重心のヒミツ その2

 

テーマ④体は点ではなく対である

 

重心論においてとても大事なことは「体は点ではなく対である」という教え。これが核心なんです。

これから21世紀の後半にかけて最先端の教育となるのが、実は体は点ではなく対であるという認識なんです。

これをもっと噛み砕いて分かりやすく言うと「体は線ではなく左右である」って言い方もできるんです。

たとえば、体に1本の線を引いても体にはならないじゃないですか。つまり、体には最低、右と左の2本の線が必要です。5歳児のような気持になって考えてみて下さい。「なんで右と左があるんだろう?」って疑問に思った事ありませんか?

人間の体には右と左があって、対称になっているんです。でも、対称だけど同じではない。つまり完全なシンメトリーではない。

左右差とも言うんですけど、あまりにシンメトリーじゃないと体のバランスを崩すようになっているんです。それがひどくなると風邪をひいたりして、バランスを戻そうとする動きがある。これが重心論のひとつでもあり、Body Figureが生まれてくる由縁だったりもします。

一番覚えておいてほしい事は、この体は点ではなく対である。つまり右だけで成り立ってるわけでもなく、左だけでも成り立っているわけではないということ。

もっと分かりやすく言うと、体には右と左もありますけど、もうひとつ”前後”もあるんです。”まえ”と”うしろ”です。人体の動きには、常に「右と左」や「前と後」があるんです。

つまり、人は点では立っていないって事を言いたいんです。実は動きで立ってるんです。

「いやいや、そんなことないですよ」と斜に構えた人がいたとして、「それは分かるんですけど、じゃあジャンプしたら点じゃないですか?1つの点になれるんじゃないですか?」と言うかもしれませんね。

ところがどっこい、ジャンプしても、スローモーションにしてすごく高解像度な映像で見ると、両足で同時に着地は絶対にしてないんですよ。体の感度がいい人って、両足が同時に着いてないことが分かる。これが分かってる人がスーパーアスリートなんです。

例えば体操選手は、足を着地させた時に若干の微差があるけど、その微差を埋めていくことを瞬時にやることで、体勢が崩れないようにしているんです。

 

実験1-1 「ジャンプ」
ジャンプして、左右の足が同時には着地していないことを感じてください。絶対に同時には着かないです。

多少の時差でどっちかが先について、どっちかが後に追いかけてきます。それを感じとる意識を持つことで、”左右”を理解したことになるんですよ。つまり、バランスが良くなるんです。

 

実験1-2 「点だと思ってジャンプ」
今度はもう一度、左右に時差があると意識してジャンプして下さい。

体が点ではなく対であるというのは、支えあっているって事なんです。ここが今日の1番のポイントです!左右があることによって生まれるもの。それは中心です。

左右があることで中心が生まれるというのが下腹重心教育のポイントでもあります。

さらに前後があることでより細かい中心が生まれます。さらに上下が入ることでもっと細かい中心が生まれます。
左右、前後、上下が入ることでより中心が動きとして定まっていく。算出しやすくなる。それが下腹重心の機能なんです。この部分を感じるための実験が「ケンケン」です。

 

実験2-1 「ケンケン」

利き足じゃない方の足でケンケンしてください。同じ所に着地するのは難しく、だんだんズレてしまうと思います。高く飛べば飛ぶほどズレてくる。揺れていることに気づいてほしい。利き足じゃない方の足でケンケンすると重心がより揺れます。

次に両足でジャンプしてみてください。ケンケンよりも揺れませんよね。要は右と左があって「対」になった時に、より安定感が増すんです。

ここからが次のポイントです。「対」というのは、右とか左とか、この体の方角だけではなく、対象となる人もいるんです。みなさんの体が他者から影響を受けているということを体感してもらう実験を考えました。

 

実験2-2 「1人に支えてもらってケンケン」

まず、1人で利き足じゃない方の足でケンケンしてください。その後、もう1人が揺れないように支えとなります

支えてくれる人がいることで安心感があり、軸が立つ。

何が言いたいかわかりますか?人の力を借りたら重心がぶれなくなるんです。この気づきが大事なんです。

 

実験2-3 「支えてもらいながらケンケンで回る」
次に、ケンケンしながらその場で回ってください。これで同じ位置で回るのが難しいことを体感してもらったあと、もう1人が支えとなって、中心がズレないように一緒に回ります。

人が支えてくれると、自分1人だけの時よりも明らかに回りやすいことがわかる。

体育をしていると、超人願望の罠に陥る人がいます。蹲踞をやっていて自分だけ「よし!やるぞ!」みたいな。これは不正解なんです。人はみんな偏りがあるんです。得手不得手があり、Body Figureもある。

要は、蹲踞が上手くできる人は、それなりにもともとバランスが良かった人なんです。でも、バランスが偏ってる場合でも、蹲踞をやる意味がないわけじゃないんです。

たとえば、障害を持っていて片足しか使えない人がいる。その人はどうするかと言うと、杖を借りたり義足をつけたりして、人の力を借りますよね。ここがポイントなんです。

体の障害は人の力を借りようとするのに、体以外の人生の障害やチャレンジに対して人の力を借りることをスムーズにできていますか?という事なんです。

小学生から見たとしても、人の力を借りた方が圧倒的に安定感がある。それなのに、私たちは人生において安心して人の力を借りれないんですよ。

「おまえに委ねるわ!回るよ!」「よし、回ろう!」って言えれば、めっちゃ安心して余裕で回れるのに!というお話なんです。

体がその人の人生をあらわしてる“ってことを、RSEL寺子屋では教えているんです。それが今のお話。自分が1人で生きてると思ってる人は、ず〜っと1人でジャンプして綺麗に回ることだけを考えるんです。けれど、そんなこと考えないで人に寄りかかって、うまく一緒に回ってもらえば、安心して回れるんです。

私はバランス感覚がいいから、片足でも上手く回れます。ただ、ここからがポイントで、大きく楕円を描いて回り続けると必ず綺麗には回れないんですよ。

 

実験2-4 「ケンケンで大きく楕円を描いて回る」
まず1人でケンケンしながら綺麗に楕円形を描いて回る。次に、支えてもらって一緒に回る。そうすると、ラクに回れるようになることを体感できます。

苦手な足で回った方が、より支えてもらってる事を体感できる。受けた方が分かります。自分で体感すると、人の力を借りることのレバレッジの力をすごく実感できる。見た目以上に体の安定感が違うんです。

次は2人で、両隣につく。そして3人、両隣と前につく。そして4人、両隣と前と後ろ。

1人また1人と支えが増える毎に、より支えてもらえてる感を体感できる。これで気づくことは、結局自分1人で支える力よりも人に支えてもらった方が動きやすいということ。このことを私達は体で教育されないんです。

本当は小学校の体育とかで、人の力を借りて体を動かすことでいかに体が自由になるかということをたくさん教えるような教育ができるとすごく良いんですよ。私はそういうのを将来的に創りたいんです。今の教育では、ここが一番抜け落ちてるんです。

「自分の自分の」と、自分の頭の濃度だけを上げることはすごく一生懸命にやるんだけど、人の体の力を借りながらどうやって体を動かすかということを学んだ方が最終的にいい大人になります

良い人との関係性を結びやすい大人になれると思うので、そこを学んでほしいというのが「体は点ではなく対である」という教えの意味です。これを”姿勢の科学“と呼んでいます。

あとで蹲踞チェックシートを使って、自分の姿勢をチェックしてもらうんですけど、実は自分の姿勢も大事なんですけど、何よりも大事なのはこの姿勢は自分1人だけのものじゃないということです。ちょっと難しい概念かもしれませんけど、今の実験からぜひ推理してほしいんです。

もちろん自分で筋力をつけて綺麗に回ることもいい。けど、そんな事をしなくても人の力を借りればすぐにスムーズに回れるんです。

でも人生を考えてみて下さい。人生って、もっと長い距離のものを回らないといけない。人生は長いマラソンみたいなもので、とんでもなく長い距離を1人でずっと得意な利き足だけで、あなたの特技だけで生きてなさいってやっても、いつか足が壊れちゃうんじゃないの!?って話なんです。

だから、それを人生に当てはめて理解していくことの大切さをここでは”5層対論“として教えています。これが姿勢の科学にも繋がります。さきほどの対のお話ですね。ちょっと図に書かせてもらいます。

まず、体があります。そして。右足と左足と足がありますね。頭があって足が下にあります。そして、体をひねることもできれば逆にもひねることができます。これを回旋の動きというんです。

つまり体には、右、左、上、下、回旋、っていう動きがあります。

そして最後に息の吸う、吐くがある。呼吸の”吸う吐く”があって、人体が成立しているんです。

【次回記事】
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