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SNSの系譜

 
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元ITエンジニア。やんちゃが過ぎてRSELeaksをハッキングし一時サイトをダウンさせるも、それをキッカケに宇宙海賊団と接触。船長Master.響のアナザフロンティア構想に感銘を受け、逆に諭されてしまう。 "ぬくもり"を知ってしまった今は「AIのシンギュラリティ」もやだし「ゲノム編集」なんてもっての外だ!!と心を入れ替えた中二病天才ハッカー。 今までPCしか触って来なかった指先が、人体端末ヒューマンタブレットと言うとてつもないユニバーサルデザインに触れた時、もはやPCなどのIT技術が時代遅れだと気づく。 一人でも多くこの事に気づいてもらいたくRSELeaks執筆活動も任される。

◎ ボディフィギュアタイプ
「なで丸太」の隠れ「フジサン」型

SNSの系譜

人と繋がりたいという、ただただ単純なことを埋めるために、20世紀末から21世紀の間に流行った人と人がデジタル上で擬似的に繋がる仕組みソーシャル・ネットワーク・システム(SNS)

デジタルに世界で人とコミュニケーションを取るSNSは、人に何をもたらしたのか。

電話

デジタル上での最初期のコミュニケーション手段は電話だ。

コミュニケーションの形は一対一で、リアルタイムにお互いに声を出し合いコミュニケーションを取る。

顔を合わせないコミュニケーションはここから始まった。

相手の顔や仕草、空気感は見えないため、感情は声から推測する。

でも、声の高さや喋り方、スピード、内容などで結構声だけでも相手の感情は分かる。

コミュニケーションは比較的スムーズだ。

電話は比較的信用できる。

ただし、電話は相手の時間を一方的に拘束するため、現在ではギリギリまで使わないというのがリテラシーとなっている。

電話しまくる奴は嫌われるのだ。LINEを使えと。

掲示板

では、多対多のコミュニケーションはどこから始まったのか?

それは掲示板だ。

日本では2ちゃんねるが有名。1995年に開始された。

「ハッキング」から「今晩のおかず」までを手広くカバーする巨大掲示板群
『2ちゃんねる』へようこそ!

話されている内容は、とても広くて、ウソ・ホント・間違いが入り混じっている。そのため、ネットのリテラシが高くないと利用してはいけないとよく言われている。

掲示板の効能は凄まじく、人から様々な言語空間が放たれた。

自分の持てる知識を披露するもの。

自慢するもの。

罵詈雑言を書き込んでいくもの。

罵詈雑言に反応するもの。

現実を批判するもの。

批評するもの。

それに乗っかるもの。

自分が向いている方向は人ではなくPCの画面。

書き込まれている文字列に対して、感情を誘発し、思いを書き込む。

時には、否定したくないことを否定され感情的になることもあった。

時には、おちょくることで相手を揺さぶることもあった。

自分で調べないで聞いてくる奴には『ググレカス』と罵った。

自分が世界で一番大人で、寛大な奴だと思うこともあった。

何かを買うときは、冒険せずに、2ちゃんねるの過去ログを見て安パイを追うことも普通にもなった。

こうして謎の新しい言語世界ができた。

なお2chの住人は「ねらー」と呼ばれ畏怖される。

SNS

アメリカでの、ソーシャルネットワーク(SNS)の台頭。

2002年頃から一気にSNSという形態のサービスが広がった。

SNSとは言ってしまえば、自分をアピールして、友達を作る場だ

自分を表現しあい、友達になりたいと思ったらワンクリックで友達申請ができる。

承認されると友達になるという仕組みだ。

友達になるかどうかは、すでに現実で友達であるか、相手のプロフィールを見て決める。

「友達」という暗黙の概念が、言語化されフレームにハマった瞬間だ。

現実の関係で、「友達になろう!」なんて野暮なことは普通言わないが

SNS上では「友達になろう!」と言わないと友達になれない。

結構すごい世界だ。

SNS創世記

FriendStar

「人と出会う新しい方法」フレンドスターはオンラインコミュニティ。

友達と連絡をとったり、新しい友達を作ったりできる画期的な仕組みだ!

一番最初のSNSとも言われている。

友達のネットワークを可視化するという新しい概念を持ち込んだ。

残念ながら、すでにサービス終了。

後に紹介するfacebookに座を奪われたのだ。

Linkedin

友達の仕組みを仕事関係に応用したのがLinkedinだ。

技術や思想・経歴を自慢することで、自分をアピールし、転職などに使おうというものだ。

海外では流行っているようだが、日本では流行っていない。

日本には経歴を自慢する文化は少ないようだ。

侍は経歴で語るのではなく、背中で語る。

MySpace

自分のクリエイティビティ性を披露するSNS。

音楽や、エンタメ、画像などを発表したり、ファンだよとアピったりする。

「私はこのアーティストが好き。」

「このアーティストが好きなんだ!センスいいね!」

「俺は無名なんだけどこのアーティストが好きなんだぜ。いいだろ!」

センスの良さをアピるのは正義だ。

オシャレは正義だ。

このサービスは現在も細々と生き残っているようだ。

mixi(ミクシィ)

日本でSNSの文化が根付いたサービスがmixiだ。

2004年からサービス開始。

実名ではなくハンドルネームというアダ名を自分で登録して利用する。

利用するには誰かから紹介されなくてはいけない。紹介されることでmixiに登録できる。

登録後は日記を書いていき、自分の近況や思っていることを綴る。

別の人のページに行くと足跡が残る仕組みが斬新だった。

コミュニティという機能があり、そこから別の人と友達になることができる。

筆者も大学の友達から誘われて利用を開始した経緯がある。

慣れていないので、どうでもいい日常のことを書いたものだ。

次第に自分の思うことを書きなぐるただの、メモ帳になった。

基本的には、すでに友達の人としかmixi上では友達にならない。

友達の輪は特に広がらない。

毎日、言葉酔いする奴がこまめに日記を書く。

書きまくるやつの日記を見る毎日。

次第に言葉酔いを見るのにも飽き飽きしてきた。

デザインを見ればわかると思うがオシャレ感は薄い。

そして、mixiは一時代を作り、facebookへと座を明け渡すことになる。

GREE

mixiと同時期に日本で始まったのがGREEだ。

ガラケーと呼ばれるスマートフォン以前の携帯電話向けのゲームを作りまくっていたGREE。

そこにSNSの機能を追加することで、SNSをさらに定着させた。

この頃から、ゲームとSNS機能の連携が必須になってきた。

こちらもオシャレ感は薄い。ゲームやネットにハマってる現実を見たくない人が利用するイメージだ。

ただし、時代を追うに連れて、携帯でゲームをすることが普通になり、SNSを利用することも普通になってきたのもこの頃だ。

ただ、GREEもガラケーからスマートフォンへの変革の波に乗れず、海の藻屑となって行くのである。

仮想世界の高揚感

SecondLife

2003年、アメリカのリンデンラボ社が、仮想空間を舞台にした「SecondLife」というオンラインゲームをスタートさせた。

オンラインゲームと言っても特に敵をやっつけるわけではなく、ただその世界で、コミュニケーションを取るのが目的だった。

自分の分身であるアバターを使い、ある町で買い物をしたり、楽器を持ってライブをしたり、自分で店をオープンして物を販売したり、友人を作って交流したり、時には未成年が入れない「夜の街」に繰り出すこともできる。

まさに「SecondLife」(第二の人生)を作れてしまう謎の世界だった。

現代に飽き飽きしていた人らは、第二の人生を歩むべくSecondLifeはものすごくヒットした。

ただし、仮想世界(SecondLife)は甘くなかった。

何をしたらいいか、わからなかったのだ。

服をデザインするセンスも意気込みもないし、そもそも着せ替えにも飽きた。

しかも、俺はコミュ障だ。

自分をちやほやして上機嫌にさせてくれるイベントがあるわけでもない。

他人に話しかけるにもコミュ障なので、遠慮しちゃう。

高揚するものは何もなかった。

SecondLife(仮想世界)を楽しめるのはFirstLife(現実)を楽しんでいる奴だけたった。

SecondLifeは次第に過疎っていき、ついに誰も利用しなくなった。

Twitterの衝撃

Twitter

SNSが流行する中で、登場したのがtwitterだ。2006年開始.

基本的には日記を書くサービスなのだが、140文字しか書けない。

だから、今思ったことをスグに書いて投稿できるリアルタイム性がウケて、世界中に爆発的に広がった。

しかも、友達という関係で繋がるのではなく、一方的に投稿して、それを見たい奴が一方的に見に行く(フォロー)するという形だ。

アカウントも基本は匿名だ。

もう、見たくもない友達の日記を見ることから解放された瞬間だ。

SNS疲れなんて単語も出てきた時代。周りを気にしてビクビクしながら日記を書くのなんて飽き飽きだ!!

twitterになった途端、多弁になる奴も多い。

もう、仕事で隣の同僚と会話する必要はない。全部twitterに吐き出せばいいのだ。

お昼休みはtwitterの時間だ。

勢い余って過激なことを呟いて目立つ『炎上』なんて文化も生まれた。

ソーシャルメディアでデモが計画されたりして、アラブの解放『アラブの春』に利用されたというニュースもある。実際の影響は定かではないが。

よくトランプ大統領も過激なことを発言して賑わせている。

兎にも角にも現代に深く浸透しているサービスだ。

なお、twitter社自体はそんなに儲かっていなくて苦しいようだ。

facebookの衝撃

様々ある世界中のSNSを軒並みなぎ倒した存在がfacebookだ。

実名でしか登録できないこのサービスは、mixiに慣れた日本の民にとって、実名をネットで公開することは勇気がいることだった。

なぜならネットは怖いところ、詐欺とか罵られたりとか(主に2chの影響)があるため。

でも、当時 facebookを利用することは1つのステータスだった。

実名を恐れずに出すのがカッコイイ。

一流の大人はfacebookで良いことを呟くのだ。

そして、それに「いいね」を押して共感するのだ。

コミュ障な俺でも「いいね」くらいは押せる。

友達の友達、の友達は大統領だ

世界は狭かった。

自由は我々で勝ち取るのだ。

青は自由、白は平等、赤は友愛を表す。

LGBTは寛容に受け止めよう。

アイス・バスケット・チャレンジをしよう。

家族の、ほのぼの写真をアップしてリア充をアピールだ。

個人を尊重しようじゃないか。

マークザッカバーグはイケイケで、我々を導いてくれそうだった。

でも我々の個人情報を着々と蓄積してもいる。

すでに、 あなたが何歳でどんな政治思考なのかも分析されている。

アフリカでは無料でインターネットにつなげるキャンペーンを展開しており、Googleが浸透する前にfacebookを利用しているというから驚きだ。スマートフォンとFacebookはインフラとして利用されている。

毎日1時間は他人のフィードを見るのに費やされるのだ

どうでもいいニュースや近況を見るために

Instagram

「オシャレは正義だ」の風潮をさらに推し進めた結果、インスタグラムに行き着いた。

そして新しい文化が世界中に爆発的に広がった。

自撮りだ。

facebookで顔出しの恐怖も突破したので、もう顔出しまくりだ!

インスタ映えなんて言葉も広がった。

一枚の写真にオシャレを詰め込みまくるのだ。

オシャレな場所で、オシャレな自分が、オシャレを満喫する。

ご飯は美味しさより見た目が大切。

オシャレなカフェで、キャラメルマキアートを飲む私。

プールは泳がずに写真を取るために行くのだ。

海外は格好のオシャレスポット。

相手の写真に『いいね』すると、私の写真にも『いいね』してくれる。

このアイディアはマネしよう。

 

増え続ける情報、人と会うとは…

こうしてデジタル空間にはコンテンツが爆増していった。

投稿すると、すぐにフィードは流れていく。

だから常に新しい情報を投稿する。いいねを集めるために。

とても忙しい。

しかも「いいね」が10個だと不満だ。「いいね」は100個はないとなぁ。

最初は1個の「いいね」でも嬉しかったのに。

 

本当に人と会うというのはどういうことなのか。

自分以外の人とは何なのか?

友達申請で友達になれるSNSは、逆に僕らに問いを持つ機会を与えてくれた。

 

なぜが無性に人に会いたくなる。

SNSやLINEで 繋がっているはずなのに。

人と会うのはとても面倒なはずなのに。

そして会うと安堵する。

そこに人が居たと。

悔しいけれど、セブンイレブンの店員でも安堵する。

自分の狭い頭の中の世界の外で、自分では想像できない行動原理で動いている人が居たと。

SNSで投稿するのはコレの裏返しかもしれない。

「自分はここに居るぞと!会いに来てくれと。」

「ぜひ会いたいです!」と言ってくれと。

狭い世界から出してくれと。

 

つづく。

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