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『ソードアート・オンライン』から紐解く仮想世界(VR)ぽよ。

 
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でるっクマ


湘南を拠点とする研究所RSEL、宇宙海賊団メンバーの1人(1匹?)。映画「君の名は。」に心打たれ、初回限定5枚組Blu-ray版を購入したやさしいクマ。独自の視点から、映画やアニメについて考察する記事を執筆している。

◉ ボディフィギュアタイプ
「ポッキー丸太」の隠れ「なで」型



ID @sekirintaro

やっほー!!
でるっクマだよ。

今回は、巷で流行りの
「ソードアート・オンライン」に
触れちゃうよ。

ソードアート・オンラインとは?

ソードアート・オンライン(以下:SAO)は、
累計2,000万部超を
売り上げているライトノベル。

さらにはTVアニメ、映画、ゲームなど
マルチに商業化されていて、
10月からはちょうど
アニメの新作が公開される予定だよ。

あらすじとしては、
VRやAIが浸透し始めた日本において、
現実世界と仮想世界の両方で
様々な事件が起こる、、、という
まさに今の地球が進んでいる世界線と
重なる内容になっているよ。

そういえばVR世界を題材にした
「レディ・プレイヤー1(以下:RP1)」
という映画がちょうど今年公開されたけども、
RP1の原作者とSAOの原作者の対談
前にあったようだから、
気になる人はチェックしてみてね。

VR世界に没入しきれない違和感

実は最近までSAOを
全く観たことがなかった僕だけど、
これを機にTVアニメ約50話を
一気に観てきたクマよ。
なんなら勢いで劇場版も観てきたクマ。

観てきたけども、、、

「これって現実でやればいいんじゃないの・・・?」

と素直に思ってしまったのが正直な感想。

仮想世界で育まれる友情や結束力、
仮想世界での数々の人間ドラマ

時々、『あー、良い話だなあ。』と
ウルっとくる部分も勿論あるのだけど、
それと同時にいつも、
『いやでも、これ仮想世界だしなあ。。。』
って差し込んでくるんだよね。

そもそも、
人は何故仮想世界(VR)を
作ろうとするんだろう?

仮想世界(VR)を推し進める人達

例えば、ある劇中での出来事。

ゲーム(仮想)世界の中で
リアル(現実)の話をすると、

『ねーちょっと!
リアル(現実)の話は辞めようよ!』

みたいな感じで、
みんな基本的には現実のことを
話したがらないんだよね。

現実世界での不満から逃れるように、
仮想世界で「なりたい自分」に
必死になろうとしている。

それによって、現実を見ないようにする。

何故、現実を見たくないのか?

それは。。。

人が怖いから。
人とのコミュニケーションが上手くとれないから。

人の悩みの大部分を占めるのは、人間関係。

その人間関係が
現実で上手くいかないからこそ、
自分という固定点の思い込み(=頭の世界)を
満たそうと、仮想世界に没頭しようとする。

先に挙げた対談の中でも、
こんなやりとりがあるよ。

SAO原作者『僕は「レディ・プレイヤー1」のように仮想現実を堪能できる時代までなんとか生き延びたい……

RP1原作者『はははは! ミートゥー! 私は仮想世界の中で生きることができるようになったら、意識的に現実世界には帰って来ないです。

SAO原作者『それは私もです! そしたら「レディ・プレイヤー1」と「ソードアート・オンライン」で何かコラボすることもできますかね。』

RP1原作者『いいですね。ぜひコラボしましょう、仮想世界の中で(笑)。

えっ、、、ちょちょちょっと待って。

平然と出てくる空気感、
それは、現実世界への諦め。

SEXラブドールなんかもそうだけど、
このような技術を
開発しようとする人の根底にあるのは、
現実世界や人への恐怖。

つまりは、人体蔑視。

頭の世界を突き詰めた先にあるもの

数多の広告や情報空間によって、
現代社会を生きる上で
常時刺激され続ける頭(=目耳鼻口)の世界。

それによって頭は暴走し、
「なりたい自分(=偶像)」を立ち上げる。

そして「なりたい自分」になるためには、
足りないモノが沢山ある。

恋人が足りない、肩書が足りない、
人脈が足りない、お金が足りない・・・。

この「なりたい自分」は
リアルな人との関係性(=縁起)から
導き出されたものでは全くないから、
人間関係は当然上手くいかない。

けれど、本人は
何故上手くいかないのか分からない。

『自分は何も悪いことなんて
してないのにいつも一人ぼっち・・・。』

そう思い続け、
すぐ目の前にずっとあるはずの
リアルな関係性に目を向けようとしない。

どこに第一ボタンの掛け違いがあったのか?

それはシンプルに、
身の周りの人よりも
頭の世界を優先させ続けたこと。

人を諦めないこと

僕達人間には、
一人の例外もなく人体が備わっている。

その人体が持っている特徴を
丁寧に汲み上げることができれば、
僕たちはお互いを理解することができる。

Body figureは、その特徴の一つだ。

人間は「人の間に生きる」はずなのに、
僕達は人(人体)との
接し方を知らなさすぎる。

だから人間関係で苦悩し、出口が分からず、
こんな苦しい現実なら何でも頭の夢が叶う
仮想世界の方がマシだと思い込む。

でも、それは人への諦めだ。

その文明が行き着く先は、
機械と人間の同一化。

人間の生きる意味が全く縁取れず、
機械やAIに管理される文明に収束されていく。

その文明に少しでも違和感を覚えるなら、
今まで散々無視してきた、
このすぐ傍に寄り添い続けてくれている
人体へと目を向けよう。

頭の世界にはもう飽きた。

頭(=目耳鼻口)に体(=触覚)を
ひれ伏させるのではなく、
体(=触覚)に頭(=目耳鼻口)を
ひれ伏させよう。

僕たちは順番を間違えた。

でも、きっと今からでもやり直せる。

体を取り戻せば、
僕たちはきっと分かり合える。

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でるっクマ


湘南を拠点とする研究所RSEL、宇宙海賊団メンバーの1人(1匹?)。映画「君の名は。」に心打たれ、初回限定5枚組Blu-ray版を購入したやさしいクマ。独自の視点から、映画やアニメについて考察する記事を執筆している。

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