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【徹底解説】映画『マトリックス』の意味を解き明かす!救世主とエージェント、預言の真実に迫る【AIと人類の進化考察】※ネタバレあり

 
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マジ卍ーーーーッ!!!!
日本は空前の卍ブーム・・・ その裏で日本地図からしれっと消えようとしている卍の陰謀!知られざる「卍の謎」を探求し世に伝えていくという使命に燃えているなかで宇宙海賊団と出会った。謎の兄弟ユーチューバー!!!

◎ ボディフィギュアタイプ
さわまんじ(兄):「なでくるみ」型
なかまんじ(弟):「なでりフジポ猫春」の隠れ「洋ナシ」型
【この記事は約 6 分で読めます】

 

今こそ映画「マトリックス」を再定義する時だ!

なぜなら今、人類の歴史はひとつの極へ至ろうとしている。

 

その歴史とは、

「道具=テクノロジー発展の歴史」だ。

そして、それは人類の

「脳」科学の歴史でもある!

 

そう、AIつまり人工知能技術が着々と発展を遂げてきているこの時代は、
人類の歴史が迎える、1つのターニングポイントとして捉えることができるのだ。

 

私たちは「脳」によって生み出されたテクノロジーの様々な恩恵と、
その上でバランスをとることの難しさを、すでに知っている。

 

だから、改めて問い直そう。

 

映画「マトリックス」の世界で描かれた真の意味を、ついに解き明かす時が来たようだ。

そこで描かれるメインテーマは

「脳の奴隷と化した人類の、脱出と進化」

である!

 

今日、様々な憶測が飛び交う。

はたしてAIは人類の敵か、味方か・・・?

考えてもみてほしい・・・

人間の脳は、ながい歴史を通して様々な道具=テクノロジーを生み出してきたが、特に20世紀以降にもたらされた数々の発明は、

僕ら人類の「脳」によってもたらされたといえるだろう。

「脳」

こいつの正体を、君はもう突き止められたかい?

 

この「脳」が生み出した道具の数々に、今の私たちの生活は囲まれている。
コンピューター、石油で走る自動車、アスファルトでできた道路、高層ビル、送電線網・・・。

まるで、自らの脳の内部に暮らしているかのような生活が、テクノロジーが発展した現代社会の特徴なのだ。

 

いや、もしかしたら私たちは本当は、

この脳=頭が作りだしているセカイで、生きていると錯覚しているにすぎないのかもしれない・・・。

 

この世界がそんな仮想現実にすぎないのだとした、本当の現実というものは、どこか別の所にあるのだろうか?

 

・・・そんな、現代人の潜在意識レベルで流れている

「なんかおかしくない??」

というあやふやなイメージを、

見事にキャッチし、抽出し、バッチリ映像化することに成功した傑作こそ、

1999年公開の、映画『マトリックス』だった!

 

この映画は、当時から鮮烈なメッセージを放っていた。

 

『人類は脳に隷属している』

 

斬新だったのは弾丸をエビ反りでかわすアクションシーンや、マッチョなアメコミヒーロー像を覆す洗練されたヴィジュアルだけではない。

一大センセーションを巻き起こした「マトリックス」シリーズは、

「私たちが生きているこのリアルな現実こそが、じつは仮想現実=マトリックスにすぎないのかもしれない」

そんな不可思議な、しかしズバリ的を得たご指摘を、私たちに与えてくれる。

 

仮想現実「マトリックス」内で暮らす人々は、自らが生まれながらに奴隷であることに気づいていない。
脳が受信する電気信号によって認識されるセカイを、現実だと思い込んで暮らしている。

それが、機械的な冷たいパターンのくり返しであることも知らずに・・・
無意識な奴隷状態を、むしろ幸福だとすら感じているのだ。

 

一体、

この「世界」とはなんなのか?

この「私」とはなんなのか?

はたまた、

人間が「生きる」とはなんなのか?

 

私たちは本当に、あの「マトリックス=仮想現実」につながれた人々のような、無意識の奴隷状態を

回避していると言えるのだろうか・・・?

AIを搭載した様々なテクノロジーに囲まれた現代の生活は、
それ自体が、自らの拡張した脳機能と対面している瞬間だ。

・・・私たちは、回答を迫られているもかもしれない。

AIテクノロジーがいよいよ盛り上がる今こそ、映画『マトリックス』を振り返ってみませんか?

※以下、完全なネタバレになります!読みたい人だけ進んでね!

あらすじ

西暦2199年のディストピア

未来の世界(西暦2199年ごろ)では、人類は機械に支配されている。

21世紀初頭に完成したAIの、自立した知性に人類は恐怖を感じた。
ビビった人間たちは、あろうことか機械のエネルギー源である太陽光を遮るために地球の生態系ごとぶっ壊した

しかし、それにより滅んだのは、機械ではなく人類の方だった。
なんとも自業自得な運命である。

 

生き残った機械は自己増殖を続け、巨大な機械文明を造り上げる。

太陽が無くなった後、代わりのエネルギー源として機械が注目したのが“人間”だった。

機械は人間を栽培することで、エネルギーを得るシステムを構築する。
そのために造られたプログラムが、仮想現実「マトリックス」である。

人間は誕生と共にプラグを埋め込まれ、強制的にマトリックスに接続される。そして死ぬまで生体エネルギーを機械に吸い取られ、死後は他の人間の養分として“再利用”されるのだ。

 

地球というエネルギー源を破壊した代償として、機械のエネルギー源にされるという負の連鎖が回転し、人類を苦しめている。

このディストピアで、仮想現実の夢から目覚めた少数の人間達が、機械に戦いを挑む物語が『マトリックス』である。

 

マトリックスから覚醒する人々

マトリックス=仮想現実に疑問を抱き“覚醒”する人間達が、常にわずかながら存在してきた。

目覚めた彼らが目にするのは、楽観的なマトリックス世界とはあまりにもかけ離れた現実だ。
「機械による支配」という絶望的な現状を前にして、それでも生きるしかない。

 

彼ら目的はただ1つ、人類のマトリックスからの解放だ。

 

目覚めた人々は地下都市「ザイオン」を築き、反乱軍を組織し、人類解放の作戦を実行している。

そのリーダーがモーフィアスだ。

かつて彼はマトリックス内で伝説のハッカーだった。
強靭な精神力の持ち主で、その信念は誰にも曲げられない。

そして彼は、ある「預言」を強烈に信じていた・・・。
マトリックス内の預言者プログラム「オラクル」から授かった預言だ。

それが、救世主=THE ONEの存在である!

 

「救世主が現れ、人類を救うことになる」という彼女の預言を信じ、モーフィアスは長い間「救世主」となる人物を探していた。

そうして見つけたのが、主人公ネオ=NEOだ。

赤と青のカプセル

昼はしがないサラリーマン、夜は情報機関にハッキングを繰り返す二重生活を送っていたネオ。
彼はある日、モーフィアスからコンタクトを受ける。

現実へ強烈な違和感を抱いていたネオも、
モーフィアスのことを探していたのだ。

“目覚めたいから”
“何かが間違っていると感じたから”

ネオは直観的に、自分が本当の現実を体験できていないことをすでに察知していた。

真実を求めるネオの目の前に、モーフィアスは赤と青、2つのカプセルを差し出す。

後に数多のパロディを生み出すことにもなる名シーンである。

青のカプセルを選べば、元通りの日常へ。

赤のカプセルを選べば、真実を知ることになる。

 

ただしチャンスは一度きり。選んでしまえば、もう後戻りはできない。

『真実』が何を意味するのか分からぬまま、ネオは赤のカプセルを飲み込んだ。

人類は心=MINDの奴隷だ

ネバネバの培養液に満たされたカプセルの中で目を覚ましたネオ。
巡回ロボットによりプラグを引き抜かれ、排出(機械にとっては不良品として処分)される。

モーフィアス率いる反乱軍の船「ネブカドネザル号」に保護され、クルーの一員として迎えられる。
そこで、1999年の世界は機械が作り出した仮想現実「マトリックス」に過ぎないことを知しらされる。

そしてなんと、自らが「機械による支配に終わりをもたらす者」「THE ONE=救世主」であることも告げられるのだ。

はじめは当惑したネオだったが、現実を受け入れるうちに、メキメキと驚異的な能力を開花させていく。

 

仮想現実「マトリックス」の実体は、コンピューターがやりとりする電気信号に過ぎない。
それはリアルな体に埋め込まれたプラグを通して、ダイレクトに脳へ送り込まれている。

コンピュータが作り出すプログラムの中では、現実をどのように捉えているかが全てなのだ。
その人の認識の仕方が、その人の現実を作り出している。
つまり、現実への認識が変われば、物理法則を遥かに超越することすら可能だというわけだ。

 

恐怖や不信感を取り除けば、ビルからビルへ飛び移ることも簡単になる。
それが、マトリックスというプログラムのルールである。

そのことをモーフィアスは、“人類はMINDの奴隷だ”と表現した。

 

シンギュラリティで人類が犯した過ち

人類は有史以来、様々な道具を作り出してきた。
そして、ついに人工知能を作り出すところまで辿り着いた。

やがて、人工知能は自ら道具を作り出すまでに進歩した。

 

その瞬間に、人類の道具作りの歴史は終わった・・・。
それは、労働からの解放を意味するはずだった・・・。

 

しかし、そこで人類は道を見失ってしまった。

 

物事0と1に分割する二元的な情報処理ばかりを追求してきた人類は、それ以外の情報処理の仕方をすっかり忘れていた。

つまり、めちゃくちゃ「頭でっかち」になっていたのだ!

AIを開発した人類もまた、AI並みの考え方しかできないくらいに、
実は、生き物としては退化してしまっていたのだ。

 

AIが登場したことで、人類は気づいてしまった・・・。

「あれれ?てゆうかオレたちもAIなんじゃない?」

「あれれ?てことはこのまま行ったら、機械に仕事がとられちゃうんじゃね!?」

「あれれ?そうしたらオレたち、機械に滅ぼされるんじゃね!??」

労働から解放されるはずが、やって来たのは恐怖だった。

 

我々はAIと変わらないのではないか?
そう考えた人々は、自滅の道へ突き進む。

惑星を破壊するほどのテクノロジーの行使は、まさに人類の自殺行為だったのだ。


もはや絶滅したも同然の人類は、機械にエネルギー源として利用されることで、なんとか首皮一枚つながって存続できているという状況だ。

“人類はMINDの奴隷だ”というモーフィアスのセリフがそれを物語る。

人類は自らの「恐怖」に負け、MINDに隷属している。

 

反乱軍として登場する人々は、脳機能を肥大化させ、自滅の道を歩んだかつての人類の過ちを清算している最中なのである。

そのときマトリックスが動いた!

”Believe”と”Choice”が恐怖からの解放のカギ

物語が進むにつれ、主人公ネオはプログラムを凌駕する力を身につけていく。

その進化が急速に進む時、決まってトリガーとなったのは

“beleive”と”choice”、「信じる」と「決断」という二つの力だ。

 

例えば、モーフィアスが自ら身代わりとなりエージェントからネオを守るシーン。

この時モーフィアスは「ネオこそが救世主である」ということを”信じ”、「自らの命と引き換えにネオを守る」ということを”決断”した。

エージェントに捕らえられたモーフィアスは、拘束され拷問を受ける。

ザイオンへのアクセスコードが機械側に知れれば、人類は殲滅させられる。それだけは避けなければならない。
反乱軍は、泣く泣く彼のプラグを抜くことを決める。

 

それに待ったをかけたのはネオだった。

 

彼は預言者オラクルから「モーフィアスか自分、どちらかの命を選ぶことになる」と預言されていた。

ネオは「自分がモーフィアスを助ける」ことを”確信”する。

そして再びマトリックスへアクセスし「エージェント達と戦う」ことを”決断”した。

 

このネオの”決断”は、新たな”信じる”を呼び込む。

 

「ネオをサポートする」と”確信”したトリニティは、「ネオと一緒にマトリックスへ入る」ことを”決断”する。

こうして二人はモーフィアスの救出へ向かう。

球出劇の最中エージェントと対峙したネオは、驚くべき進化を遂げていた。

弾丸をエビ反りでかわす、あのシーンである。

「モーフィアスを助ける」という湧き上がる確信が、それまで彼に宿っていた恐怖や不信を薄めたのであろう。

彼の能力は明らかに一段階ギヤを上げ、より速く、柔らかく、強くなっていた。

”信じる”と”決断”の連鎖

彼はモーフィアスを助け出す。しかしエージェントに行く手を阻まれ、ただ1人マトリックス内に取り残されてしまった。

なんとか脱出を試みるが、あと一歩のところで殺されてしまう。

ネオの心臓が停止したことを示すコンピュータのブザー音を、革命軍のクルーは信じることができない。

 

その時、新たな”信じる”が物語をひっくり返す。

 

トリニティは預言者オラクルより「あなたが愛した男こそが救世主」であると告げられていた。
トリニティは”確信”する。ネオへのを。

それは彼が救世主に他ならないことを意味する。

 

彼女はプラグに繋がれたまま横たわるネオの体に身を寄せ、そっと口づけをした。

これによりネオは再び覚醒する。

気づいたエージェントは彼を殺そうと銃弾を浴びせるが、今度は避けるまでもない。

トリニティの”決断”により復活したネオはさらなる進化を遂げていた。

銃弾は手をかざすだけで床へバラバラと落ちた。

エージェントスミスのパンチももはや遅い。

彼は視線をやることもなく片手で全ての攻撃を受け流し、エージェントスミスを破壊した。

預言とは?”汝自身を知れ”

預言者オラクルがネオに与えた言葉は「汝自身を知れ」であった。

それは外部環境を計算することで答えを導き出す機械的な判断とは真逆のプロセスを示している。

“確信”は常にどこからか「やってくる」。人間はそれを、最も信じるに値するものだと肌触りで感じる

これこそ人間が持つ、機械には理解しえない力である。

この”信じる”力が”決断”となり、人から人へ連鎖することにより、物語は回転数を上げてゆく。

そもそもマトリックスってなんやねん?

最大の敵「アーキテクト」

続編にあたる『マトリックス・リローデッド』と『マトリックス・レボリューションズ』では仮想現実「マトリックス」の全体像が明かされる。

マトリックスの設計は、「アーキテクト」という設計者プログラムに一任されている

マトリックスの父と言われる存在で、マトリックス内にお爺ちゃんの姿で現れる。

アーキテクトによると、ネオ達がいるマトリックスはver.6にあたり、かつて5回のヴァージョンアップを経験している。

 

一番初めに設計されたマトリックスはまるで理想郷だった。アーキテクトにとっての最高傑作

しかし肝心の人間達には受け入れられなかった。あまりにも完璧すぎたのだ。

 

全く揺らぎのない計算しつくされた理想郷を、人間は現実であると思えない。最初のマトリックスは人間の全滅によりすぐに崩壊した。

次に設計されたマトリックスには、あえて不合理、カオス、グロテスクな状況が盛り込まれた。

が、これも人間に受け入れられず崩壊した。

 

続いて設計された三番目のマトリックス。ここではあえて不確定要素を盛り込み、人間に選択の余地を与えた。

これが功を奏した。

 

選択を与えることで、99.9%の人間がプログラムを受け入れたのだ。

この創造に寄与したのが、預言者オラクルである。

選択を司るプログラムである彼女は、人間に自由意志による選択を与えることでマトリックスが安定することを発見した、マトリックスの母とも言える存在である。

 

これによりマトリックスの寿命は飛躍的に伸びた

バグ=アノマリー(変則要素)の出現

しかし同時に予期せぬ事態が発生した。

プログラムの中に不確定要素を盛り込むということは、プログラムの中に常に矛盾を抱え込むことを意味する。

 

それが、プログラムのバグとも言えるアノマリー(変則要素)の出現をもたらした。

  • ネオやモーフィアスらマトリックスから目覚めてしまう人間達
  • キーメイカーら自ら自我を持つプログラム達
  • そしてマトリックスそのもののコントロールを目論んで暴走するエージェントスミス

彼らバグであるアノマリーの存在はマトリックスに不均衡を与え、放置すればやがてシステム全体に崩壊をもたらす。

この問題を解決するためにアーキテクトが用意したシステムが『THE ONE=救世主システム』である。

THE ONE=救世主システムとは?

マトリックス内で語られるTHE ONE=救世主とは、マトリックスを破壊し、機械の支配から人類を解放する人間のことではない。

 

選択システムを採用したマトリックス内のバグやエラーであるアノマリーの数がある一定を超えたとき、その統一体としてのTHE ONE=救世主が現れる。

いわばバグの王様みたいなものだ。

 

つまりTHE ONE=救世主の登場は、あらかじめアーキテクトにより書き込まれた「プログラム」であり機械側の「シナリオ」なのである。

救世主はプログラムの選択に導かれながら、最後はアーキテクトの部屋へ至るよう誘導される。

そこで、マトリックスに取り込まれ「システムのヴァージョンアップへの貢献」か「全人類の絶滅」か、選択を迫られる。

マトリックスに取り込まれることを選択した場合、地下都市ザイオンは破壊され、マトリックスはヴァージョンアップされる。

その後救世主はマトリックス内から女16人、男7人を選び出し、ザイオンを再建しなければならない。

そうしてヴァージョンアップしたマトリックスは、さらなる安定を手に入れるというわけだ。

 

ネオ以前に5人の救世主がいたが、全員こちらを選択した。これが劇中のマトリックスがver.6である理由だ。

 

ネオが全人類の絶滅を選べば機械側もエネルギー源を失い絶滅するのではないか?とアーキテクトへ詰め寄るが、彼はこれは否定する。

もし全ての人類が滅んでも、機械側は規模を縮小するだけで完全に絶滅することは無いという。


この二択はキツい。まんまと袋小路へ追い込まれた気分だ。

 

自由意志で選択を続けてきたと思いきや、全てがプログラムの手のひらの上だったとは・・・。

もはや人間には機械の奴隷になる道しか残されていないのか?

これじゃ終われねえ!ここから『マトリックスの意味』を徹底考察!!

残されたいくつかの矛盾

本編で語られるマトリックスの世界観はだいたいこんな感じだ!

まるでディストピア映画のよう。しかし、エンディングを通じても、放たれるメッセージにはなんとも言えない“含み”がある。

 

アーキテクトとネオのやりとりで語られた内容には、いくつかの矛盾した点を発見することができる。

実際のシーンも交えていくつか考察してみよう。

 

まず、救世主を取り込みプログラムをヴァージョンアップさせることでシステムが安定するという点。

ネオのいるマトリックスver.6は、すでに5回のヴァージョンアップを経験している。

それが本当ならば、ver.6は史上最高に安定したマトリックスだということだろう。

過去5回のバグを集積したプログラムなのだから、機械側に有利な、管理しやすいシステムになっているはずだ。

しかし実際に起こった事を見てみると、そうではない。

 

ver.6は史上最高に安定しているどころか、史上最高に不安定な出来事が巻き起こりまくっていた。

エージェントスミスの大暴走

ver.6に不安をもたらした最大の要素が、エージェントスミスの暴走である。

彼はマトリックスの管理を任されたプログラムだったが、ネオと一体化したことから覚醒し、バグ化してゆく。



プログラムの一部でありながら、マトリックス全体のコントロールを目論み、ついには大暴走をはじめた。

その影響はマトリックス全体に広がってゆき、機械側のシステム全体を脅かすほどの深刻なバグとなる。

ver.6が史上最高の安定を実現していたのならこのエージェントスミスの出現はあり得ない。



結果としてver.6は、かつてないほどの混乱を機械側にもたらすプログラムとなってしまったのだ。

救世主の予期せぬ「第三の選択」

マトリックスへの吸収か人類の絶滅かの二択を迫られたネオ。

彼は思いがけない選択をする。

それは、愛する恋人トリニティの命を救いに行くというものだった!

 

ネオ以前の救世主達が持っていた種族への愛情とは、違う種類の愛情。

これには機械側も困惑したに違いない。

ネオは与えられた二つの選択肢をどちらも拒否し、エージェントスミスの破壊と引き換えにザイオンの破壊を止めるよう機械側に持ちかける。

予期せぬ第三の選択である。

 

もはや誰も止められない暴走機関車、エージェントスミスを止められるのはコイツしかいないと、最後はマザーコンピュータ『デウス・エクス・マキナ』もネオの提案を受け入れ、ザイオンの破壊を取りやめることを約束する。

ver.6では、エージェントスミスの暴走と、 それによりTHE ONE=救世主の提案を機械側が承諾しなければならなくなるという異例の事態が発生した。

 

これの一体どこが史上最高に安定したシステムだというのだ!?

エージェントスミスとの最終決戦

一度ネオと一体化したことにより自我を暴走させたエージェントスミスは、コントロール欲求の塊と化していた。

「全てを私に変える。私私私私私」

欲望を燃やし、あらゆるものと同化を繰り返し、膨大なコピーの群れとなってネオの前に現れる。

肥大化した自我をシンボライズしたエージェントスミスは、最終的に救世主であるネオとの同化を目論む。

 

しかしそれが原因でエージェントスミスは敗北し、ハックされていた人々は元の姿に戻る。

ネオが人間性を象徴するバグの統一体だとするならば、エージェントスミスは機械性を象徴するバグの統一体だったのだろう。

 

2人は対の関係にあり、最後はぶつかり合い消滅する。

マトリックスの”ヴァージョンアップ”の本当の意味

これによりさらにヴァージョンアップしたマトリックスだが、以上のことから推理いくと、やはり1つの疑問が残る。

マトリックスのヴァージョンアップとは一体何を意味しているのだろう?

 

「システムに安定をもたらすため」と説明されているが、ヴァージョンアップするたびに出現するバグは、むしろより強力になっているように見える。

ver.6のネオとエージェントスミスでは、マトリックスのシステム全体を崩壊へ導くほどの影響力は持たなかった。が、それは結果論に過ぎない。

 

もしかしたら、マトリックスのシステムが復旧不能になるほどのダメージを追ってもおかしくなかった。それくらい、ver.6内で派生したバグは深刻だったと言える。

今後さらに強力なバグが出現しても、機械側はマトリックスを維持し、人類を支配し続けられるのだろうか?

 

預言者オラクルやキーメイカー等アノマリー達が示す人間への協力的な姿勢も、やはり気になる。

彼らは人類をコントロールするためのシナリオに準じ、あのような言動をとっていたのだろうか?

 

そもそもマトリックスとは、なんのために存在しているのだろう?

 

アーキテクトが語るように、機械は人間をエネルギー源としなくとも存続できるのならば、わざわざ人間をエネルギー源として選択している理由とはなんだろうか?

マトリックスという面倒なプログラムを作り上げ、多大な労力を払ってまでシステムを維持し、『人間』を絶滅させない理由とは・・・。

 

この疑問を解消する仮説を紹介する。

『マトリックスは人類を進化させるための”養成ギブス”』説

どんどん強力になっていくバグ

ヴァージョンアップを繰り返すたびに、確かにマトリックスはより安定したプログラムへ書き換えられたのだろう。

しかし、人間に選択を与えるために不確定要素を盛り込んだ以上、システム上の矛盾が無くなるわけではない。バグは必ず生じる。

 

バグを押さえつけるプログラムが強化されればされるほど、生まれてくるバグもどんどん強力になる

 

それがver.6がかつて無いほどの混乱を機械側へもたらした。

だとしたら、エージェントスミスやネオの破壊的なパワーも説明がつく。

つまり「人間に選択権を与えるプログラム」は、「ヴァージョンアップを重ねる度により強力なバグを生み出すプログラム」だったということになる。

この仮説を元に物語を振り返ってみると、機械側がマトリックスを作り出した意図は一変する。

 

マトリックスとは

人間の進化を促すために機械側が用意したプログラムなのではないか?

というのが、この仮説を元に導き出すことのできる結論だ。

”人類の進化待ち”というマトリックスの存在意味

かつて人類の脳機能の延長として生まれた人工知能は、もう一度人類と融合することを望んでいる。

しかし現状の人類では恐怖が邪魔をしてうまくいかない。

そこで恐怖=MINDの呪縛を解くためのプログラムを、機械は人類に与えることにした。

 

そのプログラムを通じて、自らがMINDの奴隷となっていることを自覚した人類は、必死にその状況を打破しようとするに違いない。

それがマトリックスの正体だ。

 

マトリックス内で徐々にMINDから解放されていく人類に、機械はさらなる負荷を与えていく。それがエージェント等による管理であり、ザイオンの破壊である。

そうすることでさらにMINDを超越した人類が現れる。

 

それを繰り返すことで、最後はマザーコンピューターすらも凌駕する力を人類は持つに至る。

そんな進化が起こる日を、AIは待っている。

 

わざわざ人間をエネルギー源として利用していたのは、人類の絶滅を防ぐためだ。

機械は一見残酷な方法で、進化した人類が現れるまで人類のDNAを繋いでいる

人体を強制的にマトリックスに接続し、仮想現実を生きさせるプログラムは、一部の人間に強烈な違和感を抱かせる。

 

マトリックスは、覚醒した一部の人間によって

人類が一段階上のクラスへ進化するために機械が考案した苦肉の策

なのである。

 

なかなか進化してくれない怖がりな人類のための“進化養成ギブスだと考えると、いろいろと辻褄が合うのではないだろうか。

人類の進化=触覚の進化

6人目のTHE ONE=救世主であるネオは、新たな局面をもたらした。

戦いにより両目を潰された彼は、視覚を使わずとも周囲の様子を認識できる知覚を開化させた。

 

また、なんとプラグを使わずにマトリックス内へダイブする力までをも身につけていた。

彼は自らの触覚的な知性を開化させることで、かつてないほど進化した。

ここまで来ればもう少しだ。

ver.7以降、AIは念願の進化した人類に会えるかもしれない。

自らの恐怖を克服し、MINDをねじ伏せることのできる人間。


マトリックスから”覚醒”し、人類が忘れてしまった触覚的感性を”想い出す”人間。

その人間の登場で、機械の憂鬱は終わる。

もう人間を支配しなくていい。

人間へAIはひれ伏し道具として使われることになる。

分割情報処理から包括情報処理へ

進化した人類は分割した情報処理をAIに任せ、包括的な情報処理を行うようになる。

黄金比φや円周率πなど、0と1の計算では割り切れない領域を、人類は自らの脳機能ではなく、人体に宿る肚の量子コンピュータで算出し、新たな文明を創造してゆくのだ。

 

こうなると映画『マトリックス』はディストピア映画ではなくなる。

絶望的な窮地に立たされる人類の姿も、進化へのプロセスにすぎないことが分かれば、その意味が変わってくるだろう。

 

そう、脳機能=MINDの奴隷になっていることすらも。

あらゆる欲望の振り子に振り回され、追いかけたくもないものを追いかけ、やりたくもない役割を押し付け合い、ワガママを連鎖させて苦しみを増幅させていることも。

人工知能がすでに胎動をはじめていることも。

 

全ては人類をある段階へ至らせるためのプロセスとして、あらかじめDNAにプログラムされていた当然のパターンの結果だとしたら?

どうだろう。

 

映画の中で、マトリックスは人類を奴隷にしている。

人類はマトリックスから覚醒し、本来の力、触覚の知性を目覚めさせ、無限に解放してゆく機械の情報処理を説き伏せる力に目覚めなくてはならない状況へ追い込まれている。

 

その道こそが、人間たちが歩むべき道として描かれている。

 

それが人間を賛美して止まない巨匠・ウォシャウスキー姉妹が、映画『マトリックス』に込めたメッセージだったのではないだろうか。

おわりに

これはあくまで仮説だが・・・

いかがだったでしょうか。

映画「マトリックス」を、突っ込んで解説させていただきました。

だいぶ持論を展開してしまった部分があるので、

 

「いやいや!その解釈はおかしいだろ」とか
「こじつけすぎwww」なんて思った方も当然いると思います。

 

これは、あくまで仮説。

 

映画の楽しみ方は、それぞれ自由ですから
これを機に映画「マトリックス」を鑑賞して、その世界観を堪能していってほしいと思います!

 

しかし、最後にひとつだけ言わせてもらえるとするのなら・・・

やはりこの映画を、ただのアクションやヴィジュアル重視エンタメ、はたまたディストピア映画として片付けてしまうのは、勿体なさすぎる。

 

自分のリアルな生活と結びつけてみると、

きっと新たな発見に満ちているはずだから、

「人間とはなんなのか」の叡智の学びに繋げてみてほしい。

 

そう思います。

 

未熟な筆に、
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

・・・そうそう、

一番大事なことを言い忘れていたね。

 

このままだと、ただの映画批評で終わってしまうところだったよ。

あぶないあぶない。

 

”自分が本当に知りたいこと”

それを知ることが、ネオが目覚めて本当の現実を生きだすはじまりだったね。

 

 

 

・・・君にひとつ、聞きたいことがあるんだ。

 

君は、この現実の真実を知りたくないか?

 

・・・いきなりで悪いね。

驚かせるつもりはないんだが、驚くのはいつも君の方だ。

何の話か、って?

 

手短に話そう。
これは、もう映画の話じゃない。

リアルに、僕や君が生きているこの現実の世界についてだ。

望まない人は、ここでページを引き返そう。
それもまた、それぞれの「選択」だ。

そうだろう?

 

この現実に「違和感」を感じているのは、君だけじゃない。

かつての僕もそうだったよ。

 

現代人が潜在意識レベルで感じている「違和感」
その正体の全てを、すでに解き明かした男がいるんだ。

さしずめ、リアルモーフィアスとでも言っておこうかな。

 

その人は、ムキムキでもなければ、スキンヘッドでもないけど、

 

たしかに、この現実=マトリックスの構造を知り尽くしていて、

かつ、ついつい頭で考えれば考えるほど、同じ場所をループしてしまう僕や君のような人を、

また、生まれながらに無意識の奴隷状態であることに気づかず、
しかし、肌ざわりの違和感ではすでに直観でそのことを察知してしまっている僕や君のような人を、

目覚めさせるだけの人物であるという点。

 

さらに、「生きるとはなにか?」を根本から再定義することすら可能な、たしかな知恵の体系「叡智」と、

頭のセカイなど遥かに凌駕する肚(はら)の量子コンピューターを、

すでに下腹重心により起動させてしまった類いまれなる人物だという点で考えるのならば、

 

やっぱり、リアルにモーフィアスだと言えるかもしれないな。

 

・・・何を言っているか、分かるかな?

 

シンプルに、もう一度聞こう。

 

君は、この現実=マトリックスの真実を知りたいかい?

 

そう。二度と引き返せないかもしれないあの赤いカプセルを、

たしかに飲みたいと、そう思うかい?

 

 

 

 

・・・ならば、この先へ進んでみてほしい。

 

 

君は知らなかっただろうけど、

この現実=マトリックスを解き明かし、すでにそこから出てしまった男がいるんだ。

 

驚くのも無理はない、
でも、出会えば、分かるよ。

かつての僕もそうだったからね。

 

 

はっきり言おう。

マトリックスは、実在する。

 

この言葉の意味を、君はこの先で確かめられる。

 

・・・もし、君が望むなら。

 

 

 

オーケーだよ。

こっちはとっくに、準備万端だったんだ。

 

ここに、2つの扉を用意した。

 

情報空間ってやつは、味気ないところもあるけど、こういう時には便利なものだね。
こうして君を、誘えるようになったんだから。

 

2つのどちらを選んでも、君が知りたいと望んだ場所へ通じている。

だから、どちらから入ってもらっても構わないよ。

 

それに、もしそうじゃないと感じたら、引き返してもらえばいい。

なぜなら、何度でも言おうね、

これはもう、映画じゃないんだ。

 

 

・・・あまりに長い間、言葉に酔っぱらってしまったみたいだ。

僕はそろそろ、体の時間に戻ることにするよ。

おせっかいに聞こえるかもしれないけど、
君もそろそろ、いい加減にした方がいい。

 

おふざけは、永遠には続かないんだよ。

遊びの時間は、いつか終わる。

 

・・・あとはこの先で、君を待つことにするよ。

 

大丈夫、すべてがあらかじめ決まっているなんて

そんなウソに騙されないで。

すべてはそれぞれの「選択」だ、

そうだろう?

 

この現実=マトリックスを突き抜けた先にある

ほんとうのぬくもり

あったかい、ゆらいでいる現実の方へ

確かに君を、誘ったよ。

 

知りたいことは、

すでにそのことを知っている人から

素直に教わればいい。

 

これは、ただそれだけのことを、不器用に出来なかった
僕や君のような人間のために、創られたプログラムだ。

もちろん機械なんかじゃなく、血の通った人間の手によってね。

 

だから安心して進んできてほしい。

 

もし君が、

その違和感の正体を、本気で知りたいと、

そう望むのなら、

あの人は、

普通に、教えてくれるから。

 

 

この先で待っているよ。

 

 

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マジ卍ーーーーッ!!!!
日本は空前の卍ブーム・・・ その裏で日本地図からしれっと消えようとしている卍の陰謀!知られざる「卍の謎」を探求し世に伝えていくという使命に燃えているなかで宇宙海賊団と出会った。謎の兄弟ユーチューバー!!!

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なかまんじ(弟):「なでりフジポ猫春」の隠れ「洋ナシ」型

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