【この記事は約

蹲踞の姿勢すぐ解るやり方と意味、相撲や剣道に活かされるその理由!!!完璧徹底解説

アバター
WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -
アバター


漁師の家系に生まれ、幼少から伊豆の海と共に育った素潜り名人。あわび採りでは右に出る者がいない程の運動神経を持ちながらも、全く新たな身体科学を提唱するRSEL研究所を知り、己の無知さを痛感する。その後、漁師を辞めRSELの本拠地である湘南へと移住。持ち前の明るさと体育センスを発揮し、体育稽古クラスの指導を手伝う。

◎ ボディフィギュアタイプ
「春日フジサン」濃厚コンボ型
【この記事は約 4 分で読めます】

 

蹲踞~SONKYO~

 

 

古くから伝わる日本の身体文化の一つ、「蹲踞」。
それは、重心を下げ、カラダの軸を整え、精神を整える、古の礼法であり、日本人の基本所作でありました。
しかし、現代の頭重心社会において足裏を感じ、重心を下げるという体感を無くしてしまった私たち。
「重心が下がるということがどういうことなのか?」
もはや、その意味すら知りません。

ですが、その意味や言葉がよくわかっていなくても、「下腹重心」で地に足の着いていた人々から放たれる空気感は写真をみれば言葉で何を説明しなくともわかると思います。

下腹重心、そして「蹲踞」を学ぶ。

おそらくここRSEL寺子屋は世界で唯一、ホントウの蹲踞を学べる場所です。

私たちが忘れてしまった日本の独自の身体文化、ヘソ科学、重心論を取り戻すべく、歴史を読み解きここまで科学的に真実を探求し”重心論”として実践稽古にまで落とし込めている教育機関は他にないと自負しております。

今回は、一部ではありますが蹲踞の正しいやり方を公開します!

これから蹲踞稽古を学びたいと思っている皆さんに蹲踞を実践する上でのポイントをまとめました。

 

古の礼法「蹲踞」四つの型

まず、RSEL寺子屋では四つの蹲踞の型を教わります。

・閉じ蹲踞(体育すわり蹲踞)
・開き蹲踞
・立ち蹲踞
・中蹲踞

この中で一番有名なのは、相撲や剣道でもおなじみの開き蹲踞です。

ですが、蹲踞の基本型は、実はこの↓閉じ蹲踞。

今回は基本の型である閉じ蹲踞の実践指導をしていきます。

 

閉じ蹲踞

 

閉じ蹲踞をする上でチェックするポイントは九つあります。

 

足指

まずは足指のチェックからです。
足指は木で例えると根っこです。根の張れない木はグラグラになってしまうように蹲踞においての足指はこれから型を積み上げて行く上でも最も大切な部位となりいます。

チェックポイントは三つ
外反母趾はないか?
足指は流れていないか?
尺取りはできているか?

↓理想の形◎      しゃくとりがキレイにできており指の流れもなく、外反母趾もない美しい形

 

↓指が流れている✖︎    人差し指、中指、薬指が流れてしまっています。これではしっかり地面を噛むことはできません。

↓足指の尺取りができていない✖︎  一見キレイに見えるがしゃくとりが全くできていない

 

足首

足首は承認と信頼のシンボルです。サスペンションの役割を果たす足首は下の力を上に転換させる部位であり蹲踞でのバランスをとり体の重さを束ねるのに大切な部位でもあります。

チェックポイントは足首が85〜90度曲がっているか?

↓90度の足首◎  このように足首を曲げるには足指への承認が必要で仙骨を反るためにも足首は柔らかくないといけません。

↓足首が90度に曲げられていない✖︎   足首が硬いと仙骨は反る事ができず下腹重心を感じることはできません。

 

太ももは閉じれているか

閉じ蹲踞では太ももを締めて忍耐します。太ももは鼠蹊部とも連動しているため閉じきれない太ももは鼠径部の固さが原因であることが多いです。
また鼠径部は種族(仲間)のため生きる者のシンボル。
太ももが閉じれない方は、種族のためではなく自分のために蹲踞をしていることを見事に表します。
蹲踞をするのは自己満足や単なる個人的成長のためだけでは断じてありません。
関係性のため、そして礼節を身につけることに重きを置きましょう。

チェックポイントは左右差はあるか? 太ももは閉じれているか?

↓正しい形◎  太ももの閉じは鼠蹊部の柔らかさ、仙骨も連動しています。ガムシャラに太ももを閉じる従来のスポーツ的な太ももの閉じはあまり意味がありません。

 

↓左右のバランスが悪い✖︎  偏った足首の柔らかさ骨盤の偏りがあると無意識に太ももに左右差が出てしまいます。

 

↓太ももが開いている✖︎  筋肉が多くて物理的に閉じれない方も蹲踞稽古していけば、必要以上の筋肉は削がれるためできるようになります。

 

仙骨は反れているか

仙骨は適正協力を示す部位です。
反れていない人は、人と力を合わせられない傾向にあり、逆に反り腰の人は過剰な協力(過保護)をしてしまう傾向にあります。
また、仙骨を反れない事で上半身の重さを下腹におろして丹田に束ねる事ができなくなります、
そして何を隠そう丹田とは仙骨の反対に存在するため仙骨を反る事のできぬ者がいくら丹田を鍛えたところでその丹田は開花する事はないのです。

チェックポイントは
みぞおちがでしゃばっていないか?
仙骨が丸まっていないか?
腰椎4番5番から反れているか?

↓正しい形◎  しっかり背骨のS字ラインの見えるようにします。下腹重心稽古に置ける仙骨の反りとは腰椎4番5番から反る事をさし、1番2番から反る事を反り腰(エセ仙骨)といいます。

 

↓このように頭頂部からお尻に一本の線が通るように意識します。

 

↓仙骨が反れずみぞおちが出しゃばっている✖︎  腰椎1番2番から反るとこのようにみぞおちが前に出ます。足首が硬い場合や、仙骨を反る感覚が掴めるようになるまではこのようになってしまう傾向にあります。

 

↓仙骨は反れていない✖︎  股関節 、腰回りがそもそも硬いとこのようになってしまう傾向にあります。

 

腰腸骨は曲がっていないか?

体を偏って扱っているとだんだんと骨盤の骨が前後上下にズレてしまいます。ボディフィギュアの丸太型の方は左腸骨が前に出やすくなる傾向にあり、洋ナシ型は右腸骨が前に出やすい傾向があります。また、斜に構えたモノの見方をしている人も腸骨はねじれてくるため『素直にわかりました。』と言えていない人は要注意です。

チェックポイントは左右のねじれがないか?

↓腸骨 ここが前後上下にズレてしまっていないか? ズレていると上から見たときに膝が前に出てきます。

 

↓右の腸骨が前に出るとこのように傾いてしまいます。捻れている本人は真っ直ぐのつもりでいるので教えてあげないといけません。

↓左の腸骨が前に出るとこのように傾きます。

 

鼠蹊部の折り込みができているか?

鼠蹊部は生殖器の収まっている場所であり、種族(仲間)への想いの強さを示しています。
また、仙骨を反るためにもその対関係である鼠蹊部の折り込みができていないと仙骨は反る事ができません。

チェックポイントは鼠蹊部が折り込めているかどうか?

 

↓鼠蹊部はここです

 

↓このように膝を持ち上げる事で鼠蹊部が折り込まれる感覚を育てる事ができます。

 

↓鼠蹊部が折り込めている◎ 鼠蹊部が折り込める事で仙骨を反る事ができます。

 

↓鼠蹊部が折り込めていない✖︎   鼠蹊部を折り込めないため仙骨が反る事ができません。

 

肩・肘の強張り

蹲踞のバランスを肩でとっていませんか?
肩に力が入ってしまう人はカッコつけしいの傾向があり、自己防衛のシンボルでもあります。
蹲踞は体を空洞とし人を招き入れる型ですあり、自分を守るための型ではありません。手首の位置を修正し肩が下がるように意識しましょう。

チェックポイントは肩が強張っていないか?

↓肩が下がっている型◎

 

↓肩に力が入っており重心が下がりません✖︎

 

手首の硬さ

手首の硬さは体への触れ方の雑さを示すシンボルです。右手首が硬い人は人の体への触れ方が雑な傾向にあり、左手首の硬い人は自分の体への触れ方が雑な傾向にあります。

また手首の柔らかい人は慎みのある人です。武士はお辞儀を見る事でその手首、姿勢から相手が本当に礼節を尽くしているのかどうかを見抜いておりました。

チェックポイントは蕾の形になっているか? 手首は下に下がりすぎていないか?

↓正しい型◎ このように蕾の形になるようにしてみぞおちの前で合掌します。左右の手は押し合うのではなく触れるようにします。

 

↓手首が下に下がりすぎている✖︎   しっかりみぞおちの前にくるように構えましょう。

 

頭と顎の位置は正しいか

後継部はキチンと引く事ができていますか?下半身の土台を立てる事ができたら鼠蹊部に頭が乗っかるような感じで構え、仙骨、背骨、後継部、と背面の感覚を下から上に持ち上げてきます。

顎が前に出てしまうのは内部内省(自己完結)、言葉酔い状態であり、自分の頭の世界に酔っている傾向があります。蹲踞においていくら3分間手を着かなかったとしても顎が出ていたら蹲踞はできていません。顎をキチンと引き頭頂部からお尻の穴まで真っ直ぐ一本竹が立つような感覚を意識しましょう。

チェックポイントは顎がでしゃばっていないか? 下を向いていないか? 上を向きすぎていないか?

↓キチンと眉間から顎を引いている型◎

 

↓顎がでしゃばり頭の世界に酔っている状態です。この状態で仙骨を丸めているとチャネリングを引き起こし、自分の見たい妄想世界を展開させ勝手な多幸感を感じている可能性が高いです✖︎

 

↓こちらは上を向いてしまっている、顎だしと同様に頭の中の妄想世界に没入し勝手な多幸感を感じてしまいます✖︎

 

↓顎を引くというのは眉間から後ろに引く事であり下を向くことではありません✖︎

 

以上が閉じ蹲踞の九つのチェックポイントになります。

実践して感じていただけたと思いますが、蹲踞はすべての部位が重なり合って始めて蹲踞をさせてもらう事ができます。どこか特定の部位を扱えたらいいという従来のスポーツとは全く訳が違うのです。
だからこそ、蹲踞を通し、身体全体を整えれば、自然と美しい古の日本の所作が身につくのです。
美しい所作、それすなわち礼節。身体の変化とともにに人間関係も改善されていくことに気づくはずです。

いかがでしたでしょうか?
失われた日本の身体文化「蹲踞」徹底解説でした。

蹲踞を、そして下腹重心を学びたい方はコチラ!
↓↓↓

【RSELeaksの源流】蹲踞の叡智。「脳の教育」から「体の教育」へ

【RSELeaksの源流】仏教は教養だ。ついに紐解いた釈迦の真意

この記事を書いている人 - WRITER -
アバター


漁師の家系に生まれ、幼少から伊豆の海と共に育った素潜り名人。あわび採りでは右に出る者がいない程の運動神経を持ちながらも、全く新たな身体科学を提唱するRSEL研究所を知り、己の無知さを痛感する。その後、漁師を辞めRSELの本拠地である湘南へと移住。持ち前の明るさと体育センスを発揮し、体育稽古クラスの指導を手伝う。

◎ ボディフィギュアタイプ
「春日フジサン」濃厚コンボ型

Copyright© RSELeaks , 2018 All Rights Reserved.