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花を「いける」という言葉に秘められた日本人の『礼節』の美

 
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マジ卍ーーーーッ!!!!
日本は空前の卍ブーム・・・ その裏で日本地図からしれっと消えようとしている卍の陰謀!知られざる「卍の謎」を探求し世に伝えていくという使命に燃えているなかで宇宙海賊団と出会った。謎の兄弟ユーチューバー!!!

◎ ボディフィギュアタイプ
さわまんじ(兄):「なでくるみ」型
なかまんじ(弟):「なでりフジポ猫春」の隠れ「洋ナシ」型

こんにちは。RSEL華道科主将のなか卍です!

今日は日本独自の芸術である「生け花」「華道」

その「いける」という行為に込められた
日本人ならではの感受性についてご紹介していきます

現代日本の「花」事情

街を歩けば花屋さん。
駅を歩けば花屋さん。
あちらこちらに花屋さん。

デパートのショーウィンドウに、アパレルの店舗に、ホテルのフロントに、開店祝いに、広告写真に、愛の告白に、結婚式に、お葬式に、母への感謝に、妻への感謝に、長年の感謝に、日頃の感謝を込めて・・・

この文明の小道具として、諸々のイベントを彩るためにたくさんの花が使われていますね!

それもそのはず・・・
日本は花の流通量が世界一だと言われているんですよ。

母の日やクリスマス、バレンタインデーなどの祭日が広まると共に、特別な日に花を贈るという慣習も、いつのまにか当たり前になりました。

最近ではさらに花の消費量を増やそうと、ハロウィンやホワイトデー、キリスト教の祭日イースターをPRするポスターを、花屋さんの店頭などで見かけることができますね。

ハロウィンで仮装した状態で出会い・・・
クリスマス→バレンタインデー→ホワイトデーを通じて愛を確かめた後・・・
キリスト教の教会で結婚式を挙げ、聖書と十字架と神父の前で永遠の愛を誓い合い・・・
母の日には息子から感謝を伝えられる・・・

それが昭和から続く恋人達のゴールデンルートであり・・・

その傍らにはいつでも花が・・・

 

って、おいっ!!!!!!

生け花はどこ行ったんじゃいっ!!!!!

生け花を語ろうと思っとったのに
全くたどり着けないじゃないけえ!!!!!

喝っっっ!!!!!!

母の日もハロウィンもクリスマスもバレンタインデーも広告代理店由来のアメリカンカルチャーなんですけど・・・


その広告経済の小道具として使われる花花花!!!

しかし、正真正銘のジャパニーズカルチャーである「生け花」は見事にこの波に乗り遅れている・・・

毎年毎年繰り返される広告経済のカレンダーをどっぷり堪能している私たちの暮らし。

一体ここはどこだったかしら?

え?日本?

そう、ここは日本。

SMAPが解散し、笑っていいとも!が終わり、東京オリンピックを2年後に控えながらイマイチ盛り上がりきらない空気の漂う2018年の日本。平成30年の日本。

そんな平成の世も終わりを迎えようとしている今・・・

私たちミレニアル世代は、広告経済が作り出したハリボテの消費文化に、正直、丹田の冷たさを感じている。

気がつけば御多分に洩れずインスタグラムな現代っ子に育ってしまった私たちが、今本当に求めているもの・・・

それは、なんか肚からあったかくなる

この血に流れる日本人のDNAがビンビン反応する

そんな逝きし世の面影を感じさせてくれる人に、群れに、文明に出逢いたい。

そんな教育を、学びを、次世代へつながる文明を築きたい。

チャペルでブーケを放り投げてる仙骨反れないウエディングドレスより

背筋の伸びた正座姿の撫子が、和服の袖からたおやかに手首を伸ばし、花を生けている、そんな姿に出逢いたい。

なんだかそんな、忘れてしまった本当の美しさに、出逢いたい。

と、いうわけで、前置きが長くなりましたが
逝きし世の面影を感じたいミレニアル世代のための、生け花から垣間見える明治感
スタートです!

生け花を生んだのは『礼節の民』だった!

まずいきなりなんですが、日本独自の文化である生け花の独自性は礼節にあると思うんです。

礼節」って言っても、現代ではあまりピンと来ませんよね。

でも明治までの日本人には、この「礼節」をとても大切にする美意識が根付いていました。
それが身体文化として形になったものが「お辞儀」です。

畳の上で正座し、両手をつき、頭を下げてゆく所作。

それを当たり前のように美しくできた人々がたくさんいたのが、ほんの100年くらい前のこの国の文明の姿でした。

この文明から「生け花」も生まれました。

生け花は、西洋のフラワーアレンジメントの造形美と対比させる形で、その色使いや線の表現の独自性が語られることが多いのですが

この「生け花」を生んだ日本人を見た西洋の人々がなにより驚いたのは、「礼節」を重んじる独自の精神性でもありました。

幕末の時代には、黒船来航以来多くの外国人が日本の地を訪れました。

それまで海洋ルートで大陸を渡って来た彼らは、各地で体験した様々な不快な出来事、差別やあからさまな嫌悪感、賄賂の要求などに、ほとほと嫌気がさしていたそうです。

そんな疲れ果てた彼らが日本にたどり着いた時に出会ったのは・・・

・全く賄賂を要求する素振りのない小舟に乗ったふんどし一丁で全身刺青だけど優しく丁寧な男

・荷物を開ける無礼を詫びながら荷物を検査する港のちょんまげスタイルの職員

・姿が見えなくなるまで頭を伏せて見送る人々

でした。

「なんかこの国、めっちゃいい空気やん!!!」

というのが、当時の外国人の正直な感想だったようです。

見知らぬ外国人にも自然と共感共鳴し、相手の立場に立って礼を尽くす。

この日本人の感受性が草花に向いた時に生まれたのが「生け花」でした。

大陸の文化にはない『万物への強い共感力』。それが人への礼節、花や自然への礼節となって、「生け花」という芸術を発展させていきました。

そのことが最も端的に現れているのが、花を「いける」という日本語だと思うんです。

「いける」ためには殺さにゃならん

生け花で花を器に挿すことを「いける」と言いますが、「いける」って不思議な日本語ですよね。

漢字をあてると、「生ける」「活ける」となります。
なぜ「花が生きる」や「花を活かす」ではないのでしょうか?

それは、花を飾るためには花を切る、つまり花を殺さなければならないという事実があるからです。

花の命は常にゆらいでいます。

いつ落ちるかも分からない可憐な枝から伸びる薄い花弁
風に揺れながら、明日にはもうしおれているかもしれない
雨がふれば散ってしまいそうな、今この瞬間だけの儚げな美しさ

とても弱い存在で、だからこそ美しい。

しかしそれでも、野に咲いているうちは、まだ安心して見ていられる心地がします。

しかし、一度鋏を入れ、枝から切り落とされた花はどうでしょうか?

もう水を吸い上げてくれる根はありません。
放っておけば、すぐにしおれ、目の前の美しさは失われてしまうことが分かります。

その存在はあまりに弱く、儚いものになりました。

「大変なことをしてしまった…」

今や切られた花の命は、この手に一任されています。
この花はもう実を付けることもなければ、ミツバチや蝶と出会うこともない。

死神と隣り合わせでゆらぐ存在です。

「せめて、美しくいけなければ…」

「花をいける」という日本語には、一度花が死んでいること、その命を終わらせたことへの強い自負
もはや終わってゆく花の命への共感や共鳴が感じられます。

野に咲いていたはずの花の命を自らの手で断つ。

花を「いける」という行為の前には、生きて咲いている花に「死」を与えるという行為が常にあります。

その命を断つという「無礼」に、せめて「礼」を尽くそうとする日本人の美意識が、より美しく「いける」ための技術として様々に発展していったのが「生け花」なんだと思うんです。

花が枯れるのは、また咲くため

いくら美しくいけても、それでも花は枯れてしまいます。

長くて数日。表情を変えて移ろう花の美しさはほんの一瞬の出来事です。

現代っ子の私なんか、せっかくいけた花に水をやるのを忘れてしまって、余計に早く枯らしてしまうなんてこともしょっちゅうだったり…

自分のことに気を取られているうちに、無言のまま枯れていた花の姿を発見すると・・・
「もう花なんて一生いけないでおこう…」
と、トラウマになりそうなのですが、そんな人間の脳内の振り子はどこ吹く風で、野にはまた新たな花が咲いています。

国破れて山河あり

花を摘むーいける、なんて回転よりも遥かに大きな回転運動が自然界そのものなのだということにハッとします。

いつか咲いていた花の後には、また別の花が咲いている。

自分という存在が遥かにちっぽけなくらいに、大きな回転運動、諸行無常の内的秩序の中に包み込まれている安堵感があります。

その安堵から、また花を切るという無礼を犯す。
そうして「いける」という礼を尽くす。

その度に、花の背景を汲み取りにいき、花から学ばせて頂く。

生と死の回転の中に咲く植物の性器が花です。

その命にふれに行くことを芸事としたのが「生け花」
無礼と礼の回転を通じて、学び続ける道のことを人は「華道」と呼んだのだと思います。

華道の始祖は、意外なあの人だった!?

そんな逝きし世の面影の「生け花」「華道」

そこに秘められた花への礼節

しかし、現代で忘れられている最大の礼節があります。

それはもちろん…

人への礼節!!!

人が人間として生きるために受け継がれてきた礼節という逝きし世の日本文化。

人への礼節がなければ、華道は華道になり得なかった!?

そしてその源流を遡ると現れるのは
なんと教科書でお馴染みのあの人だった!?

次回
「『小野妹子』と振り返る、華道の歴史」

を、お送り致します!

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日本は空前の卍ブーム・・・ その裏で日本地図からしれっと消えようとしている卍の陰謀!知られざる「卍の謎」を探求し世に伝えていくという使命に燃えているなかで宇宙海賊団と出会った。謎の兄弟ユーチューバー!!!

◎ ボディフィギュアタイプ
さわまんじ(兄):「なでくるみ」型
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