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知ってる?地球の4人に1人が イスラム教だよ。 そもそもイスラム教って何なのよ。前編

 
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こんにちは。
五十六です。

最近では自爆テロなどでニュースに取り上げられることが多く、ちょっと怖い感じがして、なにかと分かりづらいイスラム教。ジハードから一夫多妻制などのちょっと気になるイスラムについて、なるべく分かりやすく紹介をします。

神のご意思のままに!

先生「明日が宿題の期限なので必ず終わらせてきて下さいね」
生徒「インシャーラー!」

このインシャーラーの意味は

「神のご意思のままに」です。

そう言われると私達は、「おいおい。神任せにして言い訳してないでやれよ」と思いますよね。宿題をやるかやらないかは、自分の意思であると考えるのは、西洋やイスラム以外の考え方です。自分はやろうとはするけど実際にできるかどうかは、神様次第だよねと、言い訳ではなく本当に思っているのがイスラム世界の常識です。

神は全知全能!

アッラーは全知全能です。

全知全能とは、頭の良いスーパーマンで強いとか優秀であるとか全てがわかるとか、そういうことではありません。

この宇宙を作り、動かし、壊す存在ということになっています。なっているというか、それが事実であり疑うとかそういう話でもないです。

今あなたがこの文章を読んでいるのも、私がこの文章を書いているのも、今あなたがイスラム教を信じていないのも、すべて神の意思であるということになっています。イスラム教徒からすると、「自分たちは運良く縁起があり教えてもらったからわかるけど、イスラム教徒以外の人は教えてもえる機会に恵まれていないのか?頭が悪いから理解ができないのか?でも、それは普遍の真理であり、物理法則と同じで水が上から下に流れるのと同じなんだけどななんでわかんないんだろう?」とも思われることもあるようです。

 

天国と地獄!

そんなアッラーの教えに、人間の右肩には「悪行」をカウントする天使が乗っていて、左肩には「善行」をカウントする天使が乗っていて、死後、最終審判の日を迎えるとあなたの「悪行」と「善行」を秤にのせて、「悪行」の方が重いと地獄送りに、「善行」の方が重いと天国に行くことができるというものがあります。ただし、生きている間はどちらが重いのか全くわかりません。

地獄は、たくさんの毒虫のいる、燃え盛る奈落の底で火で体を焼かれ、煮えたぎった湯をかけられ、背骨を折られ、目や耳を剥ぎ取られるしかも壊れた体は全知全能の神の力によって一瞬で元に戻るため、永遠の苦しみを味わうことになる。

一方、天国では、72人の処女の乙女と関係を持つことができ、酔わないお酒や朝から晩まで終わることのない宴で、望む美味しい料理を永久に食べ続け、とても景色の良い気持ちの良い環境で過ごすことになります。

お祈りも断食も面倒ではない!チャンスである。

これは、神話の世界の話ではありません。世界に18億人もいると言われているイスラム教徒の方々が事実であり、当たり前として子供の頃から体にインストールされている考え方であり全知全能の神によってもたらされた法則です。事実であり、疑うとかではなく、生きる前提条件です。その前提条件がある中で、天国に行くためのお祈りをしたり、断食をしたり、喜捨(恵まれない人への寄付)をしたり、メッカに巡礼に行ったりしています。私達の視点からだと毎日5回もお祈りして、一ヶ月も断食したり大変だなーと思う訳ですが、彼らからするとそれは神様が天国に行く方法を示してくれていて何も教えてもらえないよりは格段に天国に行ける可能性が上がるチャンスであると考えてむしろありがたいと考えて熱心に取り組みます。

天国に行くためにやれることを一つでも多くやりたいと考えています。このままだと確実に地獄に行くことになるのに、それに取り組まない日本人の方がおかしな人たちとも思われています。

そのため、心配性の人はお祈りを一度でも忘れてしまうとなんとか取り返そうとたくさん喜捨(寄付)をしたりするようです。それでも心配で心配で、本当はどうなのか?本当は地獄に行ってしまうのではないか?とずっと不安を抱えている人もいるわけです。

 

すぐに天国へ直行出来る秘密ルート

実際のところは、最後の審判の日がくるまではわからないわけで、西洋の人たちが言う、来世が保証されない現世での自由や平等など全く魅力的には見えません。

イスラム教徒である限りは、来世と最後の審判を信じているということであり地獄に行く不安から逃げることは出来ません。しっかりとやるべきことをやってこなかった人やお酒を飲んでしまった人などは本当に大きな不安を抱えていることと思います。

でも、一つだけその不安から逃げられて、天国へ直行できる秘密のルートがあります。どんなにお祈りをサボっていても、断食中にご飯を食べまくっていても、貧乏でも、殺人犯でも全てをチャラにして天国に一気に行く方法。

 

それが、「ジハード」です。

 

ジハードとは、アッラーのために自己犠牲をして戦うとか聖戦を戦うという意味がありますが、もともとはイスラム領地に他教徒が攻め入って来た時に命を捨てて守る行為を指していました。しかし、原理主義組織であるアルカイダなどの登場などからアメリカなどや他教徒が宗教の邪魔をする存在でありイスラム教を轟かす存在と解釈して自爆テロなどが起こるようになってきました。

ジハードでは実行した瞬間から、全ての罪が許され、即天国行きが確定します。永遠の天国での生活が約束されるだけでなく、なんと、70人の親族や友人を天国に行かせるようアッラーに推薦出来る権利という最高の親孝行のおまけまでついてきます。

 

私達はどうしてもついつい自分の意思に従って生きてきたと考えてしまい、全て神によって動かされている。そして神のために生きていると考えるのは難しいですが、そこを一度しっかり理解するとイスラム教徒の心の動きが少しだけ見えてくると思います。

第一ボタンから全く考え方が違い、その部分の理解なくして対話を繰り返しても、こちらの価値観を押し付けることになり、溝は埋まらないばかりか、広がる一方なのです。

後半では、なぜそんな唯一の神を信じて、一つの方向を見て暮らしているように見える中東が混沌としているのか。そして、その中での原理主義組織であるイスラム国(ISIL)とはどういう存在なのか、また、一夫多妻制の秘密についてもご紹介していきたいと思います。

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