「淡く儚い君たちへ」

 
この記事を書いている人 - WRITER -
詩人ぴゅう
美がないと生きている意味がない。

◉ ボディフィギュアタイプ
「フジサン」「栗せんべえ」の隠れ「なで」型

ぼくらは矛盾に引き裂かれそうになった

このカオスを
受け入れるしかないのかと

今この瞬間
隣人を殺している人がいれば
今日の夕飯を考えている人もいるだろう

正体不明の痛みは迫るが
ねむたい頭は
時間を貪る

グリッドの同意
四角い島宇宙に
うずくまる

甘いプラスチックの幻に
やわらかく いだかれ
鏡をのぞきこむ

…いつも何者かに なりたがっていた。
少年は兵士を真似る
少女はプリンセスになりたかった

ぼくらは欠けている存在だと教えられてきた
繰り返し使い古された
お伽話のように
ぼくらは”完全なる存在”へと向かう
鏡の中に…

あの理想郷
死ぬまでに使うメモリー数
コインを餌に
ぼくらは動く
オートマティックマシーン

しかしぼくは
70億分の1の”祈り”に
出逢ってしまった

この悲しみの星でひとり
Requiemを舞う
生きた祈りに。

「…ぼくらの無意識は
悪意で満ちている。」

あわうたのように
中今にて君と舞ってみたい

地球は虚しい
キセキの星という孤独

震える少女は主張する
(完全な自分自身を、目指す自由を!)

遠くで鐘がなっている

君が切なくなって許せない世界があり
君の好きな人がみている世界があって
それ以外の世界がある

いつもこの世界は
何かと対となって
存在している

ぼくはこれらを抒情することしかできないから
何よりも美しい宇宙のために
“自分自身”という自己保存について
考える。

(手と手を重ね合わせるように
ぼくは今日もあなたの曲線に
自然を感じる)

今という ときめきは
相似形で連なる

虚しい少女は 強がってみせる
「わたしはこんなにも貴重な存在であり、わたしをもっとみて欲しい」

自己愛を肯定する
それを”正義”と弄ぶ

その称賛は少女を責める

「共生」
はじまりとおわり
エロスとタナトス
火と水
天と地

そして暴かれた不確定性原理
“我はアルファにしてオメガなり”
回転してゆく星たち。

(この量子の海にいだかれて、ぼくらはこの世界の嘘に気付く)

「淡く儚い君たちよ
自由と平等と博愛を
どうか、かなしみと共に超えてゆこう。」

外皮的解放にて
人間は真の自由は得られない

“完全な自分自身”という偶像
あるのは揺らぎ

…それは互いを縛り合う
美しい引力

太陽と惑星
原子核と電子
天の川銀河

この相似形へつづいてゆけ

うつくしく
その人体をしならせ
揺らめき煌めいて
まばゆい光にまきこまれてゆけ

ぼくらに与えられた性
宇宙にとっては必然であり自然

対に望まれるための色音形
対を想うための色音形

過ぎ去る時も
未知から来る時も
全て此処中今に。

ぼくらのまばたきの一瞬に
あらゆる美しさの永遠が宿る

自分の命よりも
美しいものを
みたことがあるだろうか?

澄み切った
穏やかな
基本的善良さを。

そしてこれらの言葉も
誰のものでもなく
普遍的な
祈りであれるように…

ぼくらは
この地球で
懺悔できるだろうか?

▼感想や質問をカキカキ〜φ(´・ω・`)
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