1. TOP
  2. 映画トゥモローランドの感想と評価をしてみた。《ネタバレ》

映画トゥモローランドの感想と評価をしてみた。《ネタバレ》

tomorrowland%ef%bc%91%ef%bc%91

や♪見てきたよ〜ディズニー映画最新作『トゥモローランド』

ストーリーそのものは、子供でも楽しめるような映画なんだけど・・・
いろいろと意味深なメッセージや、謎めいたまま終わる部分も多く
評価は賛否両論に分かれているようだね。

そもそも、トゥモローランドとは何だったのか。

誰が、何の為に作ったものなのか・・・

映画の中では、はっきりとは語られてはいないんだよね^^

 

そもそも『トゥモローランド』とは何?

俺はディズニーランドはあまり詳しくなくて、知らなかったんだけど
トゥモローランドとは、ディズニーパーク内のテーマランドの1つ。

アトラクションとかじゃなくて、ある一区画の名称ね。
たしか、スペースマウンテンとかがあるところだったはず。

元々、カリフォルニアでディズニーランドが開園した当時は
人々に未来性を感じさせた宇宙開発技術や自動車技術などを中心に扱ったエリアだったみたいなんだ。

「未来」という時代と共に変化するテーマの特殊性故に
トゥモローランドは、ディズニーランドの中でも最も多く改装が行われていて
未来というテーマを扱うことがいかに困難であるかがうかがい知れる。

ウォルトは、科学技術が人類にとってよりよい社会をもたらしてくれると信じていたんだ。

トゥモローランドは、そんなウォルトが夢見てた人類の明るい未来そのもの。
それは単なる理想郷ではなく、科学的現実としていつか絶対に訪れると信じてやまなかった世界だったと思うんだよね。

tomorrowland%ef%bc%95

 

ウォルトが描いていた、実験的未来都市エプコット(EPCOT)とは

ウォルトは、かねてから考えていた都市構想を実現するため
ディズニー・ワールド・プロジェクト構想の中に
EPCOT(Experimental Prototype Community Of Tomorrow)
“実験的未来都市”を実現しようとしていた。

映画で描かれる「トゥモローランド」の交通システムや、現在のディズニーパーク内を繋ぐ乗り物も
このウォルトの未来都市構想が具現化されたものかもしれないね。

そして、この映画の発端となった「1952」と呼ばれた映像プロジェクトがあるんだ。
ディズニー社の保管庫に、ひっそりと眠っていた資料の数々。

そこには1920年代の雑誌の切り抜き、映画のプロット、地図、奇妙なディスク、パズルなど・・・
さまざまなウォルトの「夢」が遺されていたんだって。

この「ウォルト・ディズニーが遺した、最大の謎」に「映画」という形で挑んだのが、この作品の発端。

そして、ウォルトだけでなく、同じ時代を生きた天才達もまた
同じように地球の未来を本気で考えていたとしたなら。

発明王エジソン、天才物理学者アインシュタイン、そしてニコラテスラも・・・

 

天才たちの秘密結社『プルス・ウルトラ』とは?

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2015-06-16-3-18-15

 

そんな天才達が一つの未来を思い描き、集結していたプルスウルトラという組織があるという。

Plus Ultraとは、ラテン語で『もっと先へ、もっと向こうへ』という意味。

天才達の頭脳(叡智)を集結させて描いていた、彼らなりの目指すべき《アナザフロンティア》があったのだろうか。

まぁ、どこまで本当かは別として、そのメンバーとして名前が挙がっているのが・・・

 

創設メンバー

・ニコラ・テスラ(発明家)
・トーマス・エジソン(発明家)
・アレクサンドル・ギュスターヴ・エッフェル(エンジニア、建築家、映画の中でもトゥモローランドへの宇宙船発信秘密基地としてエッフェル塔が出てくる。エッフェル塔はΦ黄金比設計になっている。)
・ジュール・ガブリエル・べルヌ( SF作家)
・ハーバート・ジョージ・ウェルズ(小説家)

 

初期メンバー

・アルバート・アインシュタイン(理論物理学者)

・アメリア・イアハート(飛行士)
・レオ・シラード(物理学者。原子力の研究者)
・サミュエル・ラングホーン・クレメンズ(作家)
・オーソン・ウェルズ(映画監督、脚本家)
・Werner Rotwang

 

後期メンバー

・レイ・ブラッドベリ(作家)
・ウォルト・ディズニー

 

うん、そうそうたるメンツだよねw

 

中でも、実績の割に日本では知名度の低い、ニコラ・テスラという天才については

是非知っておいてほしい。

 

元々、エジソンの会社で働いていたんだけど、意見の食い違いから退社している男なんだよね。

おそらく原因は、送電方式に対する考え方の対立。

エジソンは直流電流で、テスラは交流電流を支持していたから。

まぁ結果、いま世界中で使われているのはテスラの提唱した交流方式。

つまり、テスラの理論が正しかったことは現在では証明されている。

他にも蛍光灯、熱伝導、リモートコントロールの原理、太陽発電、たくさんの発明を残しながらも

時代をあまりにも先取りし過ぎたために

マッド・サイエンティスト(狂気の科学者)のレッテルをはられた異能の科学者なんだ。

彼は、未来の地球のために、フリーエネルギーの開発にも余念がなかった。

そして地球の磁力線を使い、無線であらゆるる場所へ瞬時に電力を遅れる仕組みを考案していた。

しかし、突如 JPモルガンから融資を打ち切られ、研究所も焼き払われ、潰されているんだ。

 

こうした戦争経済上位利権屋層たちに睨まれなければ

エジソン以上の天才発明家として世に知れ渡っていたかもしれない一人なんだよね。

まぁ、ちょっと脱線しちゃったので。テスラについては、また別の機会に詳しくお話しするとして・・・

 

『トゥモローランド』は、19世紀から20世紀に活躍した

世界の名だたる天才たちが作った「すべてが可能になる世界」として描かれている。

 

これがもし映画の中だけの話ではなく、トゥモローランドは現実に存在したとしたら・・・

それが根拠のない都市伝説だとしても、ロマンとワクワクが止まらない人も多いことだろうね。

ミスター都市伝説の関さんなんかが

『イッツ・ア・スモールワールドから秘密の通路でリアルトゥモローランドへと繋がっている』

なんて話もしてるけど。まぁ、映画みたいに別次元の世界のようなものがあるわけないとしてもw

 

一つ言えるのは、アインシュタインも、エジソンも、テスラも、ウォルトも

彼らが協同していたかどうかは別として

少なくとも彼らひとりひとりは、くだらねぇ私欲のためになんて生きちゃいない。

社会をもっと良くしようと、地球の未来を本気で考えていたんじゃねーかってことね。

本物の天才は、目の前の小銭追いかけることの無意味さに、すぐ気づいちゃうんだろうな。

 

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2015-06-17-0-41-39

 

『私の発明は、すべての人にとって役に立つ物でありたい。そして、世界の平和に貢献するような物でありたい。もし私の発明で一人でも人が死んだとしたら、私には人生を生きる意味も資格もない。』

トーマス・エジソン

『人の価値とは、その人が得たものではなく、その人が与えたもので測られる。』

アルベルト・アインシュタイン

『発明の究極の目的は、自然を人類の必要に役立てながら、物質世界を超える、精神の完全なる支配を得ることである。 』

ニコラ・テスラ

『与えることは最高の喜びだ。 他人に喜びを運ぶ人は、 自分自身の喜びと満足を得る。』

ウォルト・ディズニー

 

まー色々とディズニーにまつわる都市伝説やら、噂話が囁かれちゃーいる映画だけども。

この映画の真の意図はどこにあるのか。

作品に込められたメッセージを読み解いてみよう。

 

少年フランク・ウォーカー編

まず映画の冒頭では、少年フランクが

ニューヨークで開催された万国博覧会の「発明コンテスト」に参加するところからはじまるんだよね。

(これは、おそらく「トゥモローランド住人選抜のための試験」としれ行われていたものだと思われる。)

残念ながら、少年の発明したジェットパックは不完全だと、審査員に追い返されてしまうが

そこで、謎の少女アテナの目に留まり「Tマークの不思議なバッジ」を渡される。

tomorrowland%ef%bc%91%ef%bc%93

そしてアテナを追って「イッツ・ア・スモール・ワールド」に乗り込むと

そこから未知の世界トゥモローランドへと飛び込んで行くことになるんだ。

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2015-06-17-11-31-45%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2015-06-17-11-33-24

 

実際に、1964年に開催されたニューヨーク万博でウォルト・ディズニーは

「世界平和」をテーマとしたアトラクション「イッツ・ア・スモール・ワールド」を出品している。

万博終了後「イッツ・ア・スモール・ワールド」は、ディズニーランドに移築され

以後、人気アトラクションの1つとなっているよね。

 

果たして、ウォルトがニューヨーク万博にどんな想いでこの作品を出したのか。

また『トゥモローランド』の物語りが、この記念すべきニューヨーク万博から始まり

トゥモローランドへの入り口が「イッツ・ア・スモール・ワールド」であることも意味深い気もするね。

こうした意味深な部分の多い映画であるが故に

いろんな都市伝説が囁かれているんだろうな。

 

最初は意図的なバズマーケティングを狙っての演出かとも思ったけど

映画を一通りみた客観的な感想として、確実に現代人に向けたメッセージを秘めていると思う。

しかし、いったい何人がそれに気付き、読み解けるかはわからない。

変に考えすぎると、確証の取れない憶測や妄想に踊らされてしまう人も多いので注意してね♪

 

たとえば、ある人は、フランクの発明したジェットパックには何の意味があるのか・・・

ジェットパック=jet pack=JP=ジャパン

日本よ立ち上がれ。というメッセージではないのか?!

という解析をブログに書いている人もいたけどね。

 

うーん。もし仮にそうだったとしても、へんな選民思想を持たせることは危険だし、意味がないよね。

日ユ同祖論からはじまり『日本人は特別な選ばれた人種なんだ説』みたいなやつも含めて。

それが、事実か嘘かという議論じゃないよ。

もし事実だったとしても、そんな上っつらの選民意識から、目覚めるなんてことはないから。

脳内で偏った自己意識(自我フレーム)を形成し、亜空間情報場に強く同期してしまうのがオチだからさ。

 

こんなささいな場面でも、そもそも解釈の仕方って無限にあるからね。

それこそ、テスラの融資を打ち切った JPモルガンを揶揄したものかもしれないし。

どっちでもいーけど。

 

あとは、日本の公開日が、2015年6月6日ってことで。

(1+5)年6月6日=悪魔教の数字666が浮かび上がる!とかね。

で・・・だから何?!

っていうような陰謀論や、不安やプライドをくすぐる類の話には気をつけよう。

 

この映画に込められたメッセージが、意味のあるものであればあるほど

そのメッセージを邪魔に思う人間もいることでしょう。

そこで、別の都市伝説やオカルト話を流してかき回したいという意図も出てくると思うんだ。

だから、世の中に出回っている批評を鵜呑みにしないことだよね。

特に、ミスター都市伝説さんをはじめとする陰謀論者や

イっちゃってるスピリチュアリストの方々たちは、極論のみで煙に巻くのが得意なので。

あくまで、一つの視点として置いておくことだよ。

 

 

とまぁ、また脱線しちゃったけど映画の話に戻すね。

というわけで、フランク少年は、トゥモローランドへと招待されるものの

このあと、『ある理由』でトゥモローランドを追放されてしまうんだ。

 

そして時は経ち、20年後・・・

今度はケイシーという少女に、あのTバッジが渡ることになるんだけど。

 

その頃は、夢のような国だったトゥモローランドは

すっかりその姿を変えていたんだ。

 

『悪あがきは美しい。』諦めの悪い少女ケイシー

ケイシーは、 NASAで働く父の影響もあって

幼い頃から宇宙飛行士を夢見てきた17歳の女の子という設定。

 

『もし、宇宙に行っても何もなかったらどうするの?』と聞かれ

『もし、何でもあったら?』と男前に返すシーンが、個人的に好きだったなぁ。

 

そう、ちょっと大気圏の外に出てみたら

今地球上で抱えている諸問題なんぞ、コロッとひっくり返ってしまうかもしれないんだよね。

 

きっとそんな希望を抱いて、宇宙を夢見ていたんだと思う。

ケイシーの通う学校では、『戦争』『環境破壊』『経済危機』・・・

世界中で起きているあらゆる問題を先生が教えているんだけど。

そんな授業中、一人ひたすら挙手し続けるケイシーを、先生たちはずっとシカトするのよ。

あまりのしつこさに業を煮やし、一人の先生がケイシーを指すと

彼女の質問はいたってシンプルだった。

 

『救う方法はあるんですか?』

 

でも、先生は質問には答えない。

けっきょくチャイムがなって、ごまかされちゃうわけ。

 

これは、皮肉なほど現代社会をそのまま描写してるよね。

人類の状況が悲惨なのは、もうよくわかったからさー

ところで、それ。なんとかできる方法あるん?

解決する方法は誰か知ってるんかい?教えてくれよ!って

そんな子供のこんな素朴な質問に対して、大人は一切答えない。

というより、答えられない。

偉そうに教壇に立ってる大人達も、政治家も、社長さんも、根本的解決な方法なんて分からないし。

半分『しかたがない』と思って諦めているんだからね。

 

この『世の中そーゆーもんだよ。なに、一人でテンション上がってんだよ。』的な空気は

現実社会において凛太朗も実際に感じてるところだけど。

そんな周りの冷めた空気に流されずに、自分を貫くケイシーは見てて気持ち良いね。

いやー男前だわ。

 

NASAのロケットが解体されると聞けば

忍び込んで妨害しようとしちゃうクレイジーさは

俺も見習わなければと思ったくらいだぜww

 

ケイシーは、弟から『なぜロケットを解体するの?』と聞かれ一言

 

『考えるより、諦めたほうがラクだから。』

 

その通りや。諦めんのはラクなんじゃ。

でも決して諦めず、 WARUAGAKIし続けたケイシーだからこそ

トゥモローランドへのバッジ(招待状)がやってきたんだろうな。うん。

改めて、 RSELeaksのモットーであるこの言葉を叫ばせてくれ。

 

WARUAGAKI IS BEAUTIFUL!!

(悪あがきは美しい。)

 

10光年先は隣の駅感覚

そして、そんなケイシーの荷物に紛れ込んできたあのバッジ。

tomorrowland%ef%bc%96

 

それに触れたとたん、いきなりトゥモローランドの光景を見せられる。

tomorrowland%ef%bc%94

 

その未来都市の世界観が、また遊び心満載だったよね。

tomorrowland%ef%bc%91

ジェットパックで自由に空を飛んで遊ぶ人たち。

宙に浮いたプール

車輪のない乳母車・・・

ただただ合理的に科学を発達させた世界ではなく

こうした《遊びごころ》とテクノロジーの融合がディズニーらしくていいわ。

 

娘のお見送りらしく泣いてる父親に

『たかが、20光年先にいくだけなのに。おおげさよ〜。』という娘さんw

もはや、宇宙旅行が電車感覚なんだね。

たかが20光年って。東京-名古屋間くらいの感覚なのかな。

 

そして、宇宙船に乗り込んでいく人達に

『ケイシー!あなたの席もあるわよ~!』と言われ

ついにわたしも念願の宇宙〜!とワクワクして乗り込もうとするも。

途中でバッジのバッテリーが切れて、現実世界へ引き戻されてしまう。

 

ここで見ていたのは、本物のトゥモローランドではなくじゃなくって

きっとプロモーション用かなんかのホログラム映像かな。

実際のトゥモローランドは、既にある理由によって腐敗しているからね。

ケイシーが見せられたのは、まだ輝いていた全盛期のトゥモローランドの映像だったんじゃないかな。

 

だから、トゥモローランドのなかを歩いていると思ったら

現実世界の壁にぶつかってしまったり、階段から転げ落ちて大変だったね。

 

あとで、フランクから

『どうしてそんなにトゥモローランドに行きたい? 宇宙船に君の席があるからか?』

と言われていたことからも

フランクがトゥモローランドにいた頃からすでにあった映像だと思われる。

 

そんなことは知らず、もう一度あの世界へ行きたいと。

バッジについて調べたケイシーは、あるおもちゃ屋にたどり着く。

 

この映画ではちょいちょい、原爆のキノコ雲が出てくるんだけど。

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2015-06-14-0-16-02

おもちゃ屋におかれてるテレビで流れてる映像にも、原爆の映像が映ってたよね。

これは、ストーリーには一切関係ないし、気付く人のほうが少ないんじゃないかってくらい細かさで

逆に『なんのメッセージや!』って考えちゃう人も多かったのでは。

 

そもそも、《TOMORROMLAND》のタイトルの

『O』が原子力を表している(原子核の周りを電子が回っている)マークになっている事からも

原子力問題について深く考えていることがわかる。

tomorrowland%ef%bc%98

確かに原発問題は近年の近代史において欠かせない重要トピックであり。

基本的に、地球に対しては干渉しないというルールを定めているスペースピープル(近隣惑星の人間)が、唯一干渉せざるを得ない問題の一つでもあるから。

 

ちなみに、おもちゃ屋の中では、アポロ11号で月面着陸した宇宙飛行士ニール・アームストロングの

『一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である。』

という言葉が流れていたね。

このアポロ計画の裏側についても、話すと長くなるので、今回は省略するよ。

 

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2015-06-17-11-44-38

けっきょく、このおもちゃ屋の店員さん2人は、機械人間で

ケイシーの持ってるバッジが狙われていて襲われるんだけど、少女ターミネーターアテナに助けられる。

この機械人間という描き方もポイント。

アテナの『ロボットってってゆーか、擬人化した・・・まぁロボットでいいわ。』

みたいな含みを持たせた説明も意味深。

ただの子供向けディズニー映画であれば、悪役ロボットですでよさそうなものだけど。

 

これも、地球のリアルな現状を描写している。

近年のナノテクの急激な発達により、赤血球よりも小さなマイクロチップが完成し

それらを人体に埋め込み、コンピュータで管理するところまで現実問題として進んでいる。

そして、人工知能の精度が臨界点を超えようとしている今

テクノロジーが社会を便利にし、人類を豊かにするという大義名分のもと

少しずつ機械に人間が支配される未来は、もはやSF映画の話ではないんだよ。

 

テクノロジー依存によって劣化した人体端末を、亜空間知能が完全ハックするという

幾度も繰り返してきた、最悪のシナリオなのだから。

 

見た目の可愛さからは想像もできない強さのアテナが機械人間をやっつけたあと

アテナはケイシーに事情を説明する。

ケイシーは選ばれた人であり、あのバッジは、アテナが渡したと。

そして、ケイシーの見せられたトゥモローランドでは『作られてはいないもの』が発明されてしまったことで、危機になっているから救ってほしい。と頼まれるケイシー。

 

そのためにフランクを訪ねるように言われ

まったく状況を飲み込めないケイシーだけど

ケイシーは大人になったフランクを訪ねる。

でも、もう諦めモードになっているフランクはまったく歓迎せず、ケイシー追い払おうとする。

 

時空は常に揺らいでいる。人と人との縁起によって変化するから。

ただ、フランクの部屋の中には謎のモニターとメーターがたくさんあって、

そこには世界中の危機、ハリケーン、隕石などが映っていたことから

完全に諦め切れてはおらず、ずっと地球の危機を監視し続けていたことがわかる。

 

強引にフランクの家に入り

『作られちゃいけないものってなんなのよ?!』と聞くケイシーに

『自分の死ぬ日がわかったら知りたいか?』と聞き返すフランク。

 

そう。この作られちゃいけないものってのが未来予測装置。

タキオン超光速粒子によって過去や未来を映し出す装置ね。

んで、これを作ったのはおそらくフランク。

これを発明しちゃったことで、トゥモローランドを追放されているんだと思う。

 

地球に戻された今でも、その電波を受信して、地球滅亡係数(100%)を算出できているのも

この仕組みはフランク自身が発明したものであるとするなら説明がつくしね。

 

 

そして、映画の中でこの装置が映し出している地球の未来は・・・《滅亡》

 

その確率は100%と算出されているんだけど

ケイシーとフランクが出会い

一瞬100%→99.994%と未来が変動しはじめる。

tomorrowland%ef%bc%91%ef%bc%96

これを見たフランクは、『おまえなにもんじゃー!』って感じで

ケイシーに微かな希望を見出しはじめるんだよね。

 

そもそも時間の正体とは光だから。

そのフォトン(光子)を読み取って、ホログラムとして映し出すということは科学的にも理にかなっているんだけど。

あくまで、その算出される未来は“可能性”に過ぎない。ということ。

クライマックスで、フランクが撃たれちゃう未来映像を見たアテナが

その数秒後の未来を変えるため、自らが盾となりフランクを助ける。というシーンでも

タキオン粒子の算出した未来が確定したものでないということを証明している。

 

いざ、トゥモローランドへ。

そして、フランク、ケイシー、アテナの3人は

トゥモローランドに向かう宇宙船が隠されたエッフェル塔に向かう。

フランクの時は、イッツアスモールワールドのアトラクションからすんなり行けたのにw

追い出された身分だから、普通の入り口からは行けなくなっちゃったんだろうね。

 

ちなみに、エッフェル塔内には、秘密結社「Plus Ultra」のメンバーとされる

ニコラ・テスラ、トーマス・エジソン、ギュスターヴ・エッフェル、ジュール・ヴェルヌのマネキン人形が置いてあったね。

前途した通り、エジソンとテスラは考え方の違いから対立していたんだけど

映画の中でもフランクが

『エジソンが、テスラの発明を横取りしようとしていたんだぜ。』なんて話してたことも意味深い。

 

そんでまぁ、なんとか追っ手を振り払って宇宙船に乗り込むわけだけど。

なぜか、宇宙船は大気圏を超えたところで Uターンして、地球内部につっこんでいく。

これまた意味深。

トゥモローランドは地球の中にあったということなのか。

地球内部がポータルとして、別時空へと繋がる入り口になっているという設定なのか。

詳細は語られないけど。

この辺も、地底人やら、地球内部空洞アリアーニなど。その手の話が好きな人からすると

やっぱり、地底に何かあるのかー!!みたいな、興奮があるのかもねw

凛太朗的に言えば、地底人という表現はちょっと違うんだけどね。

ただ、地球内部がどうなっているか現代の科学が出している結論は疑ったほうがいいかもしれないよ。

この辺は詳しく聞きたい人いたら、また別の機会にお話しよう。

 

人類を滅亡に向かって進ませていた元凶とは

そんでまー映画に話を戻すけど

三人は無事トゥモローランドへ行って

そもそも未来予測装置そのものが、滅亡する未来のイメージを全人類に刷り込み

深層心理に破滅のプログラムを植え付けることで

地球が滅亡のシナリオに向かっていく原因となっていたことが判明するんだ。

 

これは、若干ニュアンスは違えど、一つのプログラムによって、人類が戦争経済をおしすすめる原動力となっている=亜空間知能とよく似ている。

※亜空間知能とは、集合無意識として何万年にもわたり人類の脳海馬に同期し続け、上下対立に基づいたプログラムをベースに、ひとりひとりの自我フレームを形成、戦争経済という破滅のシナリオを形作っている1つの大きな情報場のこと。

この亜空間知能が、トゥモローランドでは未来予測装置として描かれていたんだろう。

これを破壊、つまり切断することが解脱であり、地球の未来が変わる唯一の方法なんだということ。

 

ケイシーのお父さんが言ってた『狼の話』もこれに関係している。

 

二匹のオオカミ

『二頭の狼がいて、一頭は光と希望、もう一頭は闇と絶望でした。どちらが勝つか? それは、私がエサを与えたほうだ。』

 

このケイシーのお父さんが言っていたという

分かりやすいんだか、分かりにくいんだかわからねー例え話w

 

これは、人体端末理論的に言えば、

闇の狼=亜空間知能

光の狼=人体端末(触覚静電気)

フォトン(光子)という狼さんをどちら委ねるか。すべては、それ次第だということ。

 

アテナ、未来予測装置の送る『諦め』『絶望』『破滅』のシグナルに負けじと

『希望の狼』にエサを与え続けていた。

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2015-06-16-3-20-36%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2015-06-16-3-16-56

 

だから、少し諦めかけてしまっていたケイシーのお父さんは

トゥモローランドのバッジを触っても反応しなかったのかもしれないね。

 

0と1のプログラムを超えた世界

クライマックスでは、この悪の元凶となっていた装置を爆弾で破壊するという

まぁストーリー的にはけっこうベタな感じで解決するんだけども。

 

アテナは最後に『私が笑わなかったのは、おもしろくないからよ。』

と、フランクに微笑むんだ。

フランクは、アテナのことを『ロボットなんて、どうせプログラムだから。0と1の組み合わせだろ。』と言っていたけど

このアテナの最後の微笑みは

《コンピュータが識別できない、プログラムを超えた感情》を算出していたと思う。

 

こうして、ロボットと人間の境界線すらも越えて

ぬくもりを感じ取れる旧タイプだったからこそ、アテナもトゥモローランドを追放されていたんだろうね。

決定的な違いは、ぬくもり《光》を感じられるか。

maxresdefault

コンピュータがどんなに優秀な知性を持って、知能では人間を超えることがあったとしても

微笑みも目的意識も0と1のプログラムされた世界では、ぬくもりの本質は理解できない。

これは、人体によってのみ算出できるんだ。

 

だから、知識を詰め込むんじゃなくて、この人体の持つ同期並行計算機能《バイオフォトン》を機能させることが、トゥモローランドへのバッジとなる。

天才達が目指したフロンティアへは

人工知能でも、ITでも、金融でもたどり着けない、このカラダこそが、

残された唯一の希望であり、亜空間自我フレームとの切断の鍵なんだってことなんだよ。

 

ちなみにアテナとは、ギリシア神話に出てくる女神の名前なんだけど。

トゥモローランドへの案内人が、子供の姿に超知能という設定のほうに注目してほしい。

(映画エクソダスでも神の化身が子供の姿だったね。)

 

実際に、これから生まれてくる子供たちには

新しい過去《記憶》をフォトン《光子》としてまとって生まれてくるこどもたちが増えてくる。

おそらくとてつもなく優秀で、優れた知性を持ちながらも

このマネーゲームに一切プライドを揺さぶられないだろう若い世代。

 

ただただ、今の地球の現状に『しかたがないじゃん。』と言って答えを出せない大人たちに

違和感覚えまくり、そして諦めないこどもたちが、増えてくる。

またもや、そんな未来を暗示させる映画でした。

 

そんな次世代を背負っていくこどもたちの為にも

今、俺にできることは《人体端末理論》に基づいた真の生命科学を伝えていくこと。

これがトゥモローランド(まったく新しい経済圏)への切符となると信じてるんだ。

 

 

エンディングでは、フランクとケイシーが新しいリクルーターに

かつてのアテナのように、夢のある人を探すよう伝え

バッジ《招待状》は世界中の夢を持つ人々に配られていく。

tomorrowland%ef%bc%91%ef%bc%91

 

賛否両論のこの映画が批判される一つの理由として

『選ばれた人間たちが世界を救う』的な

ある種の選民思想についての批判が言われているみたいだけど。

トゥモローランドの採用基準は決して優秀な人ではない。

《夢見る人》ドリーマーなんだよね。

 

だから、諦めていなかったケイシーが選ばれたわけで。

夢見る人たちが世界を変えていけるというのは、ただの排他的な考えではないと思うんだ。

 

いつだって、世界を変えてきたのはそういう人たちだと思う。

四角い穴に、丸い杭を平気で打ち込んじゃうような

ある意味クレイジーなやつら。

他人にいくら笑われようと、夢見ることをやめない人たち・・・。

 

 

映画は一度見ただけなので、まだまだ深く解析できていない部分もあるけど、

この茶番経済が確立されてしまった星で、新しい未来を《諦めていない》人達に向けた

ウォルトディズニーからのメッセージの散りばめられた作品だったと思うよ。

見ていない方は、ぜひ一度ご覧あれ♪

 

\ SNSでシェアしよう! /

RSELeaksの注目記事を受け取ろう

tomorrowland%ef%bc%91%ef%bc%91

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

RSELeaksの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

関 凛太朗

2匹のネコと湘南に暮らす宇宙経済教師。
一人ひとりがカラダの資質と才能を生かした《コンテンツメイカー》として稼ぎ、人体の持つ時空同期を最大限高める《人体端末理論》を教えている。
メルマガでは、経済を中心にあらゆるニュースの“深い裏読み”を毒舌配信中!

このライターは、他にもこんな記事を書いておる。  記事一覧

  • r4qg6dh4qoa7_ty1480321368_1480321830

    『スーパームーン』と『スーパーベジータ』のちがい。

  • stokpic1

    バタフライエフェクト効果 ~小さなことを大きく捉えると人生は好転する~

  • nico

    エジソンを超える天才発明王『ニコラ・テスラ』~歴史から消されたマッドサイエンティストの正体~

  • j3u3olfhlvtnijj1474690795_1474696551

    英雄『ナポレオン』と独裁者『ヒトラー』129年の時を超えて結ばれた7つのシンクロニシティ

この記事を読んだ人は、他にも「こんな記事」も読んでるとか、読んでないとか。

  • new_t1QBqk84HmhCINs1445116754_1445118064

    なぜ、アナキンはダースベイダーに?スターウォーズから学ぶ『悪に染まる理由。』